ビジネスシーンで求められる創造力、クリエイティビティは、新しいものを生み出すための重要な力です。そして、そのクリエイティビティは大人になってからでも伸ばすことが可能だという研究結果があります。
東北大学加齢医学研究所の研究では、社員に2冊の文庫本を渡し、1カ月後に読むように依頼しました。その結果、課題の本を読んだ社員は、クリエイティビティの心理学的テストの結果が向上したのです。
新しいものをつくるときは、脳の語彙や言葉を扱う領域が活発に働きます。イメージを膨らませたり、新しいアイデアを生み出したりするには、語彙が豊富であることが重要です。そのため、本を読むことで語彙が豊富になり、クリエイティビティが向上すると考えられます。
また、普段あまり使わない語彙が多めの少し古い本を読むと、より効果的だと言われています。これは、新しい語彙に触れることで、脳が活性化し、創造力が刺激されるためです。
名作を読んで、クリエイティビティを伸ばしてみませんか?
おすすめの本
クリエイティビティを伸ばすためには、以下の本がおすすめです。特にAmazonのアフィリエイトとかではないので、そのままリンクを貼り付けただけです。
孔子 著:井上靖
この作品が、小説としての豊かな実質を備える半面、『論語』の名句の紹介と解釈を中心とした教訓書という性格をも持つことになったのは半ば必然的なことだったというべきだろう。作家として八十歳に達した著者自身には、人生についての自分の考えを、「人類の教師」である孔子や語り手の蔫薑を通じて読者に語りかけたいという積極的な気持もあったにちがいない。そのために読者は、この作品を通じて、小説としての面白さを味わうと同時に、著者自身の究極の人生観を知ることができる。
課題提起、アイデア発想、事業提案、問題解決など、ビジネスのあらゆる場面で生産性を高めてくれる、シンプル最強の思考ツール、5W1Hをとことん使いこなすための1冊。人気ビジネススクール講師が、事例を交えて、丁寧にわかりやすく解説。たったこれだけで、複雑なビジネス課題も十分応えられる思考力が身につきます!
「自分で考える力」を鍛える、ハーバード・スタンフォード流トレーニング
超一流の天才を生む まったくおかしな「思考問題」
ダボス会議でも、これから必要なスキルとして「クリティカルシンキング」や「創造性」が、上位に入るようになってきています。今までのように「正確にやる」だけではなく「自分で考えて何かをはじめる」「自分で法則を見つけて、仮説を立て、実行する」ということが、より必要になってきています。
子どもの力を伸ばすために本当に必要なこと ~日本最大級の教育組織で40年以上、現場で見えてきた答え~
この本は子供向けですが、大人も参考にできます。子供の力を伸ばすために本当に必要なことについて解説しています。
これらの本は、創造力や思考力を鍛えるための具体的な方法やアプローチを提供しています。ぜひ参考にしてみてください。