どうも、岩崎です
人と話しているとき、なんとなく「この人、あんまり目を合わせてくれないな」と感じること、ありませんか?
私は以前、そういう相手と話していると、ちょっと不安になることがありました。
ちゃんと聞いてくれてるのかな?
もしかして、興味がない?
いや、もしかして、私に苦手意識があるとか…?
とまあ、そんなふうに思ってしまうわけです。
でも最近、ある研究を知って「なるほど!」と納得したんですよ。

視線を外すのは、じつは「ちゃんと聞いている」サインかもしれない
京都大学の研究チームが、面白い実験をしていました。
会話中に目が合っているときと、目をそらしているときで、言語処理にどう影響があるか?という内容なんですが…
実験では、参加者に「アニメーションで表示された顔」を見てもらいながら、ある単語に関連する言葉を考えてもらったんですね。
たとえば、「ナイフ」と表示されたら、「切る」「刺す」などを思い浮かべる。
そのとき、アニメーションの顔が「じっと目を見てくる」場合と「視線をそらしている」場合で、どう違いが出るかを計測したそうです。
結果はどうだったと思います?
なんと、目が合っているときのほうが、言葉を思い出すのに時間がかかっていたんです。
つまり、「視線が合っている状態」って、思っている以上に脳に負荷をかけてるということ。
研究者いわく、アイコンタクトの維持と、言語処理って、どちらも脳の「同じ領域」を使っている可能性があるとのこと。
なるほど…そりゃあ、目を見ながらしゃべるって、けっこう大変なはずです。
「目をそらす=無関心」じゃなかった
これを知ったとき、ちょっとハッとしました。
私はこれまで、「目を合わせてくれない人は、なんか冷たい」とか「興味がなさそう」とか、勝手に決めつけてたかもしれない。
でも実際は、ちゃんと話を聞こうとして、情報を処理するために、無意識に目をそらしていたのかも。
しかも、この「視線をそらす」という行動には、もっと深い理由があるようです。
視線をそらすことで、脳が「集中モード」に切り替わるんですね。
だから、目をそらしてるときって、むしろ話を真剣に受け止めようとしているサインだったりする。
こう聞くと、「なるほど〜」って思いません?
そもそも、目をじっと見続けられるって、それだけでプレッシャーですしね。
ビジネスの場面でも、これは知っておいて損なし
たとえば、お客さんとの商談や打ち合わせ。
こちらが熱心に説明してるのに、相手が目を合わせてくれないと「ん?この人、退屈してる?」と不安になりますよね。
でも、実はその時間こそ、相手が一生懸命に理解しようとしている時間かもしれない。
目をそらしてるからといって、否定的に受け取るのは早計ということです。
むしろ、「ちゃんと聞こうとしてくれてるんだな」と思えたほうが、信頼関係も築きやすいかもしれません。
これは、プレゼンや講座、営業トークなんかにも応用できる考え方だと思います。
人の仕草や反応には、脳のしくみが隠れている
今回の話であらためて感じたのは、私たちが日常的に「なんとなく不安になること」や「気になる行動」って、たいてい理由があるということ。
人の無意識の行動には、脳の働きや仕組みが深く関係しています。
会話中の視線だけでなく、たとえば手の動き、足の組み方、言葉の詰まり方なんかも、すべて脳と連動している。
だから、「なんか感じ悪いな」と思ったときも、「実は集中しているだけかも」と視点を変えると、人間関係って、ちょっと楽になる気がします。
まあ、それでも明らかにスマホを見ながらだったり、上の空だったりする場合は別ですが…笑
少なくとも、「目をそらす=冷たい人」ではないってことは、覚えておいて損はないはずです。
ではまた。
P.S.
そういえば、先日コンビニで、お釣りを渡してくれた店員さんの視線がめちゃくちゃ優しくて、ちょっと癒されました。
逆に、無表情でレシートだけ差し出されたときの切なさといったら…
人の目って、ほんと面白いですね。
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