コロナ禍の影響で、コミュニケーションや運動が減少し、スマホやパソコンなどの利用が増加しました。
この生活様式は、**「デジタル認知症」**のリスクを高める可能性があります。
デジタル認知症とは、スマートフォンなどのデジタル機器を使いすぎることで、脳の機能が低下し、認知機能障害につながる恐れのある状態です。

調査によると、コロナ禍の影響で、コミュニケーションや運動が減少し、スマートフォン利用が増加したと回答した人が多く、認知症に関連する自覚症状が「増加した」と感じている人も4割いることが分かりました。
脳科学の研究では、人との直接的な対話や外出による脳の活性化が認知機能にとって好影響であることが明らかになっています。
一方、スマホの長時間利用やデジタル上での対面では脳は非活動状態になり、認知機能にとっては悪影響であることも分かっています。
つまり、ニューノーマル社会は「デジタル認知症」のリスクを高めてしまうと言えます。
しかし、感染症リスクを低減することも重要です。
そこで、ニューノーマル社会で「デジタル認知症」を防ぐために、以下の方法を取り入れてみましょう。
- ソーシャルディスタンスを保ちながら他者とのコミュニケーションをとれる機会をつくる
- 家族の食事中はスマホやテレビを遠ざけてできるだけ対話をする
- ニュースはテレビやスマホではなくあえて新聞で読む
- 料理を丁寧につくる
- 車はなるべく使わずにできるだけ早足で歩くことを習慣化する
これらの方法は、脳の認知機能を高める効果があることが実証されています。
ニューノーマル時代を生き抜くために、積極的に取り入れて、「デジタル認知症」を防ぎましょう!
参考資料
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5633921/
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