写真を撮影するカメラマンにとって、10代前半とそれ以降では必要なスキルやアプローチが変化します。
カメラマンにとって、写真撮影は情報やイメージをキャッチすることに似ており、そのアプローチも重要です。幼少期から10代前半までのように機械的に情報を記憶することが得意でも、10代後半以降は撮影スキルに磨きをかける「つながり暗記」という手法が重要になります。
10代前半までのような覚え方で必死に暗記して資格試験などに挑もうとして、なかなか覚えられないのは脳の機能と暗記方法があっていないからなのだそうです。

つながり暗記は「連合記憶」と呼ばれ、覚えたいことをすでにある脳内の情報と結びつけて覚える方法のこと。今まで蓄えた脳内にある情報に語呂合わせやイメージなどその記憶と結びつけて覚えるため覚えなければならない情報は激減し、効率的に記憶できるといいます。
また語呂合わせの記憶方法は、脳の聴覚野を刺激したり、文章の意味を理解しようとして言語野を刺激したりするなど、脳の様々な箇所を活発に働かせることから、大人に適している方法だといわれています。
もちろん、語呂合わせや関連づけで記憶をすればいいというわけではなく、その方法で繰り返し覚えることが大事です。繰り返し覚えることで、脳の神経回路が強固となり、記憶を確かなものにしてくれます。
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