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ガーデニングが経営者のストレス解消に役立つ理由

ストレスが脳に悪影響を及ぼすことは、様々な研究で明らかになっています。特に経営者は、ビジネスの運営、顧客対応、財務管理など多くの責任を一手に引き受けるため、日々のストレスにさらされています。ストレスを適切に管理しないと、パフォーマンスの低下や健康問題に繋がり、ビジネス全体に悪影響を及ぼす可能性があります。

ストレスに対抗するために、体内で分泌されるコルチゾールは短期的には役立つものの、慢性的に高い状態が続くと脳に悪影響を与えることがわかっています。例えば、京都大学大学院の渡邉啓太特任准教授の2017年の研究では、ストレスによるコルチゾールの上昇が脳の海馬や前頭前野に悪影響を与え、これがうつ病の発症リスクを高めることが示されています。

このような背景から、ストレス管理は経営者にとって極めて重要です。家族や友人との交流、運動、瞑想など様々なストレス対処法がありますが、中でもガーデニングは特に効果的な方法として注目されています。

2023年に自然科学誌『Lancet Planetary Health』で発表されたアメリカのコロラド大学の研究によると、ガーデニングにはストレス解消に効果的であることが確認されました。この研究では、ガーデニングをしない291人の成人を対象に、栄養摂取量やメンタルヘルスの変化を定期的に調査し、活動量を測定するモニターを着用してもらう方法で行われました。結果、ガーデニングを始めた人々は、より多くの食物繊維を摂取し、身体活動量が増加し、ストレスや不安のレベルが大幅に低下することがわかりました。

経営者にとって、ガーデニングがストレス解消に役立つ理由は多岐にわたります。まず、ガーデニングは自然と触れ合う機会を提供します。自然環境に身を置くことで、精神的なリラックス効果が得られ、心の安らぎを感じることができます。また、植物を育てる過程で得られる成功体験や成長の喜びは、達成感をもたらし、自己効力感を高めます。

さらに、ガーデニングは適度な身体活動を伴います。土を掘る、植物に水をやるなどの作業は、身体を動かすことで心肺機能の向上や筋力の維持に繋がります。これにより、ビジネスに取り組むためのエネルギーと集中力が向上します。

ビジネスの忙しさから解放される時間を作り出すことは難しいかもしれませんが、ガーデニングはその一部を担うことでしょう。オフィスの一角や自宅の庭に小さなガーデンを設けることで、仕事の合間にリフレッシュする場を提供できます。これにより、業務の効率が向上し、創造性や問題解決能力が高まることが期待できます。

参考

渡邉啓太著『健康脳-MRIから見えてきた認知症予防』

The scientific reasons you should resolve to start gardening

コミュニティガーデニングの初の無作為化比較試験は、食物繊維摂取と運動量を増やし、ストレスや不安を減らすことを示しています。がんや慢性疾患のリスクを減らす方法としても有効であり、新しい友達を作ることもできます。研究によると、ガーデニングは健康に良い影響を与える可能性があります。

非常に有効な手段です。ぜひ一度、ガーデニングを取り入れて、その効果を実感してみてください。

いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。