些細なことですぐに怒りっぽくなったり、感極まって泣き出してしまったり、理由のない不安や落ち込みに襲われたり…。
感情が思わず嵐のように荒れ狂うことがあります。
これは強いストレスの影響を受けることもあれば、認知症の症状としても現れることがあります。
なぜなら、感情の制御は脳の前頭前野が担っており、この領域が弱まると怒りっぽくなったり、情緒の安定が難しくなったりします。
感情を突発的に抑え、理性でコントロールする力は、脳の活性化によって向上させることが可能です。脳トレの中でも、簡単な読み書き計算や早口での音読などがおすすめです。
「でも、計算や音読と感情のコントロールってなんか違う気がするんだけど?」と思うかもしれませんが、脳の処理速度やワーキングメモリーをトレーニングすることで、感情制御だけでなく、創造力や理知的な思考力なども同時に向上させることが科学的に証明されています。
これが「転移の効果(トランスファーエフェクト)」と呼ばれ、脳のトレーニングが感情の制御だけでなく、他の能力も向上させるメカニズムです。
感情の制御が強化されるだけでなく、創造力や前向きな思考も手に入ります。最近イライラが募ると感じたら、ぜひ脳トレで脳を活性化させてみましょう。
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