世界観で伝えるのはもう古い?設計から始めるビジュアル戦略

どうも岩崎です。

ある日、ふらっと立ち寄った雑貨屋さんでの話。

全体的に白っぽくて、木の温もりがあって、ナチュラルな世界観が広がってたんですね。

店内はすごくオシャレ。流れてる音楽もアンニュイ系で、置いてる商品も無印と北欧がハーフになったような雰囲気。

だけど、5分で店を出ました。

なぜか?

何が売ってるか、まったくわからなかったからです。

「なんとなくオシャレ」って、実はめちゃくちゃ危険です。

ビジュアルの力はすごい。でも、方向を間違えると、お客さんの「?」を量産してしまうんです。

今日はそんな、世界観に頼りすぎる危うさと、「情報設計」の視点からビジュアルを考える大切さについてお話しします。

「オシャレだけど、何屋さん?」の罪

最近は特に、個人事業や小規模店舗でも世界観重視のデザインを使う人が増えてます。

もちろん、それが悪いわけじゃないんです。けど、それだけで勝負しようとすると、かなりの確率で「伝わらない」になる。

つまり、世界観が自己満足になってるパターンです。

これは実店舗だけじゃなく、WEBやチラシ、インスタでも同じ。

「なんか雰囲気はいいけど、結局どんなサービスなの?」「何をしてる人なの?」っていうのが、ビジュアルから読み取れない。

これはもう、売る以前の問題です。

情報設計の基本:「誰に、何を、どう見せるか」

ビジュアルって「感覚」だけで作ってしまう人が多いんですけど、本当はちゃんと「設計図」が必要なんです。

例えば家を建てるときって、まず間取りを考えますよね?

それと同じで、ビジュアルにも「誰に、何を、どう伝えるか」っていう順番があるんです。

これがないと、どれだけ綺麗にデザインしても、チグハグな印象になります。

  • 誰に:ターゲットの感情や視点に合わせる
  • 何を:サービスの特徴や価値が伝わる内容
  • どう見せるか:視線の動き、色、余白、文字配置など

この3点が整理されていれば、極論、オシャレじゃなくても“伝わる”ビジュアルは作れるんです。

「写真」も「色」も、すべては意味から

「なんとなく明るくした」「なんとなく白っぽい色にした」

これ、めちゃくちゃ多いです。でも、意味がない装飾は全部ノイズになります。

例えば「落ち着いて相談できる空間です」と伝えたいなら、淡くて柔らかい色が合うし、逆に「活気があってエネルギーをもらえる」と言いたいなら、もっと強めの色でもいい。

「どんな写真を使えばいいですか?」ってよく聞かれますが、答えはいつも同じ。

何を伝えたいかを決めたら、写真は自ずと決まります。

センスより「整理力」

情報設計って、つまりは「優先順位をつけること」です。

あれもこれも見せたい気持ちはわかります。でも、見てる人は1秒で判断します。

「わかりやすさ」に勝るセンスはありません。

だからこそ、まずは伝えるべきことを絞る。そして、それに合ったビジュアルを組み立てる。

そうすれば、見た目が多少洗練されてなくても、ちゃんと「伝わる」んです。

P.S.

余談なんですが、以前コンビニで「なんか高級感あるな〜」と思って買ったおにぎりが、まさかの酢昆布だったんですよ。

パッケージの世界観に完全に騙されたやつです。

あれはあれでビジュアルの勝利かも知れませんが…買った人の感情は負けてました(笑)


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。