- ウェブのことは全くわからず苦手。
- ウェブを活用して商売をやっていかないと厳しい。
- 外注してウェブに関することは全部お願いしよう。
今回はこのように考えている人に向けて、「ウェブ制作を外注する前に知るべき注意点」します。
ウェブのことが全くわからないけど、なんとかウェブを活用していきたい。
そんな時に、真っ先に思い浮かぶのがウェブ制作会社への「外注」ですね。
しかし、この外注ですべて解決してしまうと思っていたら大きな間違いです。
今回はこの外注について、正しい認識について解説します。
ただ、解説の対象として、
- これから起業とするような方、
- 小規模で商売をやられていて、資金に余裕がない方
- 実績や影響力がない方
- ウェブマーケティング(導線、ファネルとも呼ばれる)について、理解していない方、実践経験がない方
に向けて解説しています。
上記に該当しない方・真逆の方は、むしろ外注を活用した方がいいケース、適しているケースもあります。
その点にご注意いただきながら、ご覧ください。
払ったお金は成果でなく成果物に対してだから
制作会社に丸投げして、成果が出ると勘違いしている方が多いです。
確かに、親身になり、しっかりとヒアリングをして制作してくれるところもあります。
しかし、そういった場合だとしてもです。
すべてを丸投げしていたら、成果はでません。
多くの制作会社の仕事は、サイトやランディングページといった成果物を作るのが専門です。
成果を出すには、作る知識とはまた別の知識が必要です。
自分で戦略を練った上で、その成果物をどうやって活用するか?
つまり、マーケティングにかかっています。
制作+マーケティングでやってくれるところもあります。
しかし、かなり高単価です。
資金に余裕がないと、かなり厳しい選択になります。
ウェブ集客は、はじめてすぐに成果が出る保証がないからです。
(元々、影響力や実績がある場合を除きます。)
サイト作ってもらっても運用するのは自分
基本的には、ウェブサイトを作ってもらったとしても、その後の運用するのは自身が行うことになります。
しかし、なかには運用までやってくれる制作会社もあります。
それも欠点があり、保守・運用の料金がかかってきます。
ピンキリですが、1〜5万円くらい。
サイトの文章も自分で考えるべき
他にも、ウェブサイトのコピーまで手掛けてくれる会社も存在します。
とはいえ、制作+コンテンツ(文章・コピー)の作成までとなると、これまた高単価です。
しかし、なんとかして作ってもらいたいので、高単価ながらも、丸投げして書いてもらったとしましょう。
丸投げしてやってもらいたい、できるだけ関わりたくない。
こんなマインドの方は、出来上がった文章をしっかり読み込むとは思えません。
(なぜなら、文章を書くのが苦手な人だから)
ウェブサイトに書いてあるコピーと、自分が実際に対面で会った時に、細かい箇所で食い違いがあったら、どうでしょうか?
これは、信頼問題になりますよね。
外注が悪いではなく、丸投げ状態が危険
制作会社での外注が悪いのではなく、すべて丸投げしてしまう状態が危険だということです。
利用する側の意識も大切だということですね。
やっぱり、制作会社に頼んでみたけど、
- 成果がでない方、
- 放置状態の方、
がけっこう多いです。
では、この問題について、どうしたらいいのでしょうか?
ウェブ制作を外注する前に知るべき注意点
上手く外注を活用するには、
- 成果物をどう活用するのかを把握する
- 成果物を自分でも編集できるようになっておく
ということが必要です。
成果物をどう活用するのかを把握する
これは全体像を理解しないと、活用できません。
例えば、ランディングページを作ってもらったとして、それをどこで活用するのかが、不透明だと成果はでません。
ウェブ集客には、「集客>育成>販売」という段階があります。
ランディングページの場合、「販売」の段階で活用することになります。
なので、その前段階である、集客用のメディアや育成用のメディアがないと、成果はでません。
いくらランディングページがキレイなページでも、そこまでの導線がないので、成約できません。
といった、ウェブマーケティングのスキルも必要になってきます。
作ってもらったものは、あくまで素材です。
それをどう活かすかは、経営者である、あなたが判断しないといけないです。
成果物を自分でも編集できるようになる
ここ最近のサイトはWordPressで作られていることが多いです。
サイト制作をお願いした場合、成果物はWordPressでのサイトということになります。
その為、WordPressの操作方法を十分に理解していないと、どうなるでしょうか?
自由に新規ページが作れないし、再編集もできませんね。
結局のところ、デザインが良いサイトを作成しても、コンテンツは自分で更新していくものです。
そういった事もあり、操作が出来なければなりません。
結局、放置状態になっている方の、もっとも多いパターンですね。
また、ランディングページも同様です。
これも、継続的に内容を更新したり、違う商品・サービスを案内する際に自分で作れなければ、また外注することになります。
一度、作ってもらったものを、自由に再編集し、複製できれば外注はそれっきりですが、そうはいかないものですよね。
結局はある程度、自分でも作れるが理想
例えば、WordPressであれば、ネット上に導入方法から基本的な機能の解説、操作を解説した記事は豊富にあります。
それを見て、自分でサイト制作は可能ですし、実際にそういった人もかなりいます。
その上で、必要な箇所だけ外注すればいいんです。
例えば、ロゴ画像です。
ロゴ画像は、自分で作成しない方が良い分野です。
なぜかというと、センスが必要ですし、ロゴ制作を学ぶのも時間がかかります。
この分野は、作ってもらった方がいいです。
見栄えのいいデザインで作ってもらえて、デザインも学ぶ必要がない。
かなり、コスパがいいです。
部分的な外注はOK
こういった感じで、ここは自分でやって、この分野はすでに専門性の高い人に任せようという、線引きが必要です。
これは、実際に自分で作ってみないとわからないですよね。
例えば、WordPressを設定していて、その上で他の参考サイトを見た時に、「ロゴ画像もあった方がいいな〜」と発見がある訳です。
それで、出来る人にお願いして、納品されたら自分で設定する。
このやり方であれば、どこで使うかが、自分でもわかっている状態なので、理想的な外注といえます。
大事なので、この考え方で外注を利用してほしいんです。
外注後、放置状態にしない為に
外注が悪いとは思ってませんし、そういった事をこの内容で伝えたい訳ではないです。
自分自身ある程度の知識がないと、ずっと外注費を払い続けることになります。
いくら良い成果物が出来上がっても、操作ができて、活用できなければ効果的に活用できません。
高い外注費を払ったのにも関わらず…
きっとキレイなサイトを外注して作ってもらっても、これではウェブ集客を途中で辞めてしまいます。
自分で運用しているという実感が得られないですからね。
皮肉なことですが、外注を効率良く活用出来るのは完全に知識のないウェブ素人ではありません。
ある程度のネットリテラシーをもったウェブ中級者〜上級者なのが現実なんです。
以上の事が理解できていないと。
以上の事が理解できていないと、外注業者にカモられてしまいます。
こちらが知識のない事を提案され、さらには業者の基準で値付けもできる為です。
すべての業者さんがそうとは限らないですし、親身になってくれる業者さんもあります。
しかし、個人的には、知識のない方には、そういった業者さんは巡ってこないとも考えています。
なぜなら。
どういう業者がいいかの判断ができないから
どこが、いい業者なのか?
その判断も知識がないと難しいからです。
これも、皮肉な事ですが、ウェブ初心者層は、悪質な業者にあたる確率がかなり高いといえます。
知識がない分、これはしょうがない事ですね。
なので、ウェブマーケティングならびに、ITリテラシーを高めていきましょう。
まとめ
どうせなら、自分のビジネスですし自分で動かしていきたいところですよね。
自分で全体的に仕組みを理解し、ある程度動かせた上での外注であれば、効率的に回せていけると思います。
外注業者に丸投げしている方は注意してください。
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