この記事の要点
- SNS、SEO、動画などの集客方法には向き不向きがあります。
- 合わない方法を正解だと思って続けるほど、自分を責めやすくなります。
- 集客で本当に大事なのは、流行の方法よりも、自分に合う続け方を見つけることです。
どうも岩崎です。
この前、机の上を少し片づけようと思って、古いメモをまとめていたんですね。
そうしたら、途中で昔のメモの内容を読み始めてしまって、ぜんぜん片づかなくなったわけです。しかも、途中から また脱線しているな とか、集中力がないな とか、片づけが進まないことより、自分に対する小さなダメ出しの方が増えてくるんですね。
でも、冷静に考えると、思い出のある紙を見ながら片づけるなんて、そりゃ脱線しやすいに決まっているわけです。つまり、集中力の問題というより、やり方の問題なんですね。
これ、集客でもかなり似ています。
SNSをやった方がいい。SEOをやった方がいい。動画をやった方がいい。毎日発信した方がいい。こういう話は本当によく見ますし、実際に間違っているわけではありません。ただ、そこに一つ抜けやすい視点があるんですね。その方法が、あなたに合っているかどうかです。
今日はその話です。苦手なやり方を続けるほど、自分が嫌いになります、という話ですね。

正しい方法と、自分に合う方法は同じではありません
ここはかなり大事です。
世の中では、正しい方法の話はたくさん出てきます。今は短尺動画です。これからはSEOです。SNSは必須です。発信しないと始まりません。こういう話ですね。
でも、正しいと言われている方法が、そのまま全員に合うとは限りません。ここを飛ばしてしまうと、真面目な人ほど苦しくなるんです。
比較するとわかりやすいです。
- 今の主流だからやる人
- 自分の性格や強みに合うからやる人
長く続くのは、やっぱり後者なんですね。前者は最初は勢いで動けても、だんだん苦しくなりやすいです。なぜなら、自分の特性に合っていない可能性があるからです。
つまり、集客で考えるべきなのは、何が流行っているかだけではなく、自分がどういうやり方なら自然に続くのかということなんです。
SNSがしんどい人は、能力がないのではなく競技が合っていないだけです
SNSがどうしてもしんどい人っています。
短い言葉でテンポよく出すのが苦手。常に人の反応が見える環境がしんどい。毎日こまめにネタを切り出すのが重い。軽やかに発信する空気に疲れる。こういう人は普通にいますし、別に能力が低いわけではないんですね。
ただ、SNSという競技に向いていないだけなんです。
なのに、SNSが続かないと、私は発信が苦手なんだ とか、私は集客に向いていないんだ とか、私はセンスがないんだ と話が大きくなりやすいんですね。でも本当は、そこまで広い話ではないかもしれません。
野球が合わないからといって、運動が全部ダメとは限らないですよね。水泳なら速いかもしれないし、登山なら強いかもしれないし、卓球ならかなり上手いかもしれない。ビジネスでも同じで、一つの媒体が合わないだけで、自分全体を否定する必要はないんです。
SEOが続かない人にも、向いていない理由があります
SEOも同じですね。
SEOは向いている人には本当に向いています。検索意図を考えるのが好き。文章を整理して積み上げるのが苦じゃない。結果が出るまでの時間差に耐えられる。こういう人はかなり強いです。
でも逆に、文章を書くより話す方が早い人、検索ニーズより目の前のお客さんとの会話から価値を作る方が得意な人、すぐ反応が返ってこないと手応えを作りにくい人にとっては、SEOはかなり重たく感じやすいんですね。
それなのに、これからはSEOだと言われると、とりあえずやらなきゃとなる。やってみる。でも続かない。書けない。止まる。するとまた、自分には継続力がない と考え始めるわけです。
でも、ここも能力の話ではなく、コースの話かもしれません。SEOが向いていないからといって、集客ができないわけではないんですね。
動画発信は、思っている以上に総合格闘技です
動画も、かなり向き不向きが出ます。
今は動画をやった方がいいと言われますし、それ自体は私もそう思う部分があります。ただ、動画って単純に話せばいいわけじゃないんですよね。カメラに向かって話す違和感もある。見た目や声の印象も乗る。構成やテンポもいる。編集も考えないといけない。しかも、ある程度は出し続ける必要がある。要するに、かなり多くの要素が絡むわけです。
だから、向いていない人がやるとかなり消耗します。撮るのもしんどい。見返すのもしんどい。出すのも気が重い。再生が伸びないとさらに気持ちが削られる。ここまで来ると、方法の問題が、自尊心の問題に変わってくるんですね。
これが危ないところです。発信がしんどいのではなく、その方法で発信することがしんどいだけなのに、だんだん仕事そのものまで嫌になってくるからです。
合わない方法を正義にすると、自分を責めやすくなります
ここが今日のかなり重要なところです。
真面目な人ほど、みんながやっている方法を正解だと思いやすいんですね。SNSは必須。動画は必要。SEOは大事。毎日発信しないとダメ。こういう正論をそのまま全部受け取ると、自分の得意不得意をいったん無視してしまいます。
するとどうなるか。最初は気合いで回るんです。でも、そのうちしんどくなる。そして人は、しんどくなった時に、方法が合っていない ではなく、自分がダメなんだ と解釈し始めやすいんですね。
これがかなり危ないです。
- この方法が合っていない
- 私は継続力がない
本来は上なのに、いつの間にか下の結論になってしまうわけです。ここで自己否定が始まるんですね。
でも、本当はそこまで悲観しなくていいんです。合わない方法で苦しんでいるだけかもしれないからです。
自分に合う方法は、逃げではなく設計です
ここも誤解されやすいところですね。
自分に合うやり方を探すというと、楽な方に逃げるみたいに聞こえることがあります。でも、私は逆だと思っています。自分に合う方法を見つけることは、怠けるためではなく、自分の力をちゃんと使うための設計なんです。
たとえば、毎日SNS投稿が重いなら、長文記事を週一で書く方が合うかもしれません。文章にするのが遅いなら、先に話してから整える方が合うかもしれません。顔出しがしんどいなら、顔を前面に出さない導線の方が自然かもしれません。短い言葉で煽るのが嫌なら、ブログやメルマガでじっくり納得させる方が合うかもしれません。
つまり、大事なのは流行の方法を全部やることではなく、自分の良さが出やすい方法を選ぶことなんですね。
苦手なやり方を続けるほど、自分が嫌いになります
ここまでの話をまとめると、やっぱりこれなんです。
苦手なやり方を続けるほど、自分が嫌いになります。なぜなら、うまくいかない原因を、方法ではなく自分の能力や性格の問題にしてしまいやすいからです。
本当は能力がないわけじゃない。本当はやる気がないわけじゃない。本当は根性が足りないわけでもない。ただ、その方法で戦うのが合っていないだけかもしれないんですね。
なのに、自分には継続力がない、私は発信に向いていない、私は集客が苦手だ、とまとめてしまうのは早すぎます。自分を責める前に、まず方法を見直した方がいいわけです。
ビジネスは長くやるものです。だから、正しいかどうかだけで方法を選ぶと危ないです。続けられるかどうか。苦痛が小さいかどうか。やっていて自分の良さが出るかどうか。ここまで見て初めて、現実に回る設計になります。
集客では、流行を追うことより、自分に合う設計の方が強いです
なので、今日のDay3で言いたいのは、これです。
SNS、SEO、動画、発信。どれも大事に見えますし、実際に有効な場面もあります。ただ、それがそのまま全員の正解になるわけではありません。合わない方法を正義だと思って続けるほど、人は自分を責めやすくなります。だから集客で本当に大事なのは、流行の方法を全部追うことではなく、自分に合う続け方を見つけることなんですね。
次回は、その流れで、自分を動かす力とは、根性ではなく苦痛なく続ける力です、という話に入っていきます。
よくある質問
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SNSが続かないのは、発信に向いていないからですか?
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私は、そこまで単純ではないと思っています。SNSという形式が合っていないだけで、長文記事やメルマガ、紹介導線など、別の方法では強みが出ることは普通にあります。
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SEOや動画をやらないと集客できませんか?
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そんなことはありません。もちろん有効な手段ではありますが、自分の商品や性格、強みに合った形で続けられることの方が大事です。無理に全部やるより、合う方法を育てた方が現実では強くなりやすいです。
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何から見直せばよいですか?
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まずは、自分が苦痛を感じるポイントを見ることですね。毎日発信が重いのか、短文がしんどいのか、顔出しが嫌なのか、反応が見える場が疲れるのか。そこが見えると、自分に合う設計の方向も見えやすくなります。
P.S.
昔のメモを見返していたら、今と似たことで止まっていた跡がいろいろ出てきて、あまり人は根本が変わらないんだなと思いました。ただ、昔より少しマシになったのは、できない時に自分を責める前に、このやり方が合っていないのではと考えるようになったことですね。これだけでも、だいぶ楽になります。
