あなたは「忙しい忙しい!」「マーケティング?したいけど、そんな時間ないわ!」「仕事ばっかりじゃ。少し遊びたいなあ」と悩んでいませんか?
時間はどんなにお金を払っても増やすことはできませんが、ちょっとした知識でカンタンに節約することはできます。
カメラマンは、撮影の準備や後処理、営業など、さまざまな業務をこなす必要があります。そのため、ムダな時間と労力をなくすことで、より効率的に業務を進めることができます。
私は自分でビジネスを始めてから約10年、テレビも観なくちゃちゃいけないし、飲みにもいかなきゃいけないし、家族旅行にも行かなきゃいけないので、生産性と効率化を追求しまくってきました。
そしてクライアントさんにも、この重要性はいつも伝えています。
ってことで、時間と労力を節約して、効率と生産性をアップできる神アイテムをご紹介します。
Google Drive
クラウドストレージは、インターネット上にファイルやフォルダを保存することができるサービスです。外出先からでもファイルを共有したり、アクセスしたりすることができます。
カメラマンは、撮影した写真や動画をクラウドストレージに保存しておくことで、パソコンやスマートフォンからいつでもどこでもアクセスすることができます。また、クライアントや編集者とファイルの共有も簡単に行うことができます。
Googleのクラウドストレージサービスで、GmailやGoogle Photosと統合されています。無料プランでは15GBのストレージが提供されます。
基本はデータ保存(Googleのサーバーにデータを保存させてもらう)サービスなんですが、実はそれ以外の機能が便利すぎ。
意外と知らない人が多いのですが、GoogleドライブにはMicrosoft Office(Word、Excel、PowerPointとか)のような機能がついています。
すべてオンライン(つまりInternet ExplorerとかGoogle Chromeのようなブラウザ上)で使えます。もちろんOfficeとも互換性もあり。アンケートフォームとかも簡単に作れちゃう。
PCが苦手な人こそ、Googleドライブの機能を使いこなしてください。めちゃくちゃ効率的になります。
Googleドライブなら常に最新版が無料ですし、Officeとかもうホントなくても困らない時代。
Dropbox
PCをクラウド化できるツール。
簡単に言えば、あなたのPCのデータがリアルタイムでまるまるクラウド(Dropbox)にも保存されて同期されるイメージ。
私はPCを事務所用と外出用の2台使ってるんですが、この2台は同じDropboxアカウントを使ってるので、2台のPCデータは常にまったく同じものになっています。
スマホ用のアプリもあるので、スマホでもPC内の最新データをいつでも見れます。
いつもPCのバックアップが取られている状態なので、仮にPCが盗まれたりクラッシュしてもなんのスレすもありません。「データ的」にはですけど…。
Evernote
高機能のメモ帳ツール。
メモの装飾のバリエーションもすごく多く、「ノートブック」「タグ」が使えるので、たくさんのメモを整理して保存できます。
このように大量にスワイプファイル(参考資料)を集めておくと、いざ作業をする時に「どうやって作ろう?」と迷うことや、リサーチするムダな時間はなくなります。
スワイプをすることは、効率化のためにはめちゃくちゃ大事です。経営者の方はぜったいにやりましょう。
詳しくはこちらの講義でお話しています。
「考える」ことは非効率。結果を出す人がやることはまず「探す」
あと、EvernoteにはSkitchっていう機能があって、これがまた便利。画像加工がカンタンにできます。
カメラマンは、撮影のスケジュールや後処理の進捗状況などをタスク管理ツールで管理することで、タスクを漏れなくこなすことができます。
- Notion: 書く、計画する、共有する。 AIを味方につけましょう。 Notionは、より良く、より速く仕事ができるコネクテッドワークスペースです。
- Trello: カードベースのレイアウトを使用してタスクを視覚化するシンプルなタスク管理ツールで、個人のタスク管理からチームのプロジェクト管理まで幅広く対応しています。
- Google Tasks: Googleのシステムに統合されたシンプルなタスク管理ツールで、GmailやGoogle Calendarと直接連携します。
3. 画像編集ソフト
画像編集ソフトは、写真や動画の編集を行うためのソフトです。画像の色調や明るさ、コントラストなどを調整したり、トリミングやクロップなどの編集を行うことができます。
カメラマンは、画像編集ソフトを活用することで、撮影した写真をより魅力的に仕上げることができます。
代表的な画像編集ソフトとしては、以下のものが挙げられます。
- Adobe Photoshop
- Adobe Lightroom
- GIMP
- Affinity Photo
- Pixelmator Pro
4. 動画編集ソフト
動画編集ソフトは、動画の編集を行うためのソフトです。動画のカットやつなぎ合わせ、字幕や効果音の追加などの編集を行うことができます。
カメラマンは、動画編集ソフトを活用することで、撮影した動画をより魅力的に仕上げることができます。
代表的な動画編集ソフトとしては、以下のものが挙げられます。
- Adobe Premiere Pro
- DaVinci Resolve
- Final Cut Pro X
- Shotcut
- HitFilm Pro
5. リモート会議ツール
リモート会議ツールは、インターネットを介して音声や映像で会議を行うことができるツールです。対面での会議に比べて、移動時間や交通費を削減することができます。
カメラマンは、リモート会議ツールを活用することで、クライアントや編集者と効率的に会議を行うことができます。
代表的なリモート会議ツールとしては、以下のものが挙げられます。
- Zoom
- Microsoft Teams
- Google Meet
- Webex
- Skype
6. タブレット
ビジネスで成果を出すために大事なことは、まずはインプット。つまり、勉強したり、調べたり、ですね。
大事なポイントは、すぐに楽々インプットできる環境を作っておくこと。
とくにカメラマンさんは日中の時間が拘束されていることが多いですから、本を買うのに時間や手間がかかったり、PCの前にヨイショと座ってからじゃないとインプットできないのはとても非効率。
その間にテンションは落ちます。だから、思い立った時にすぐに気軽にサクッとというのが大事。
私は家用や持ち出し用など、iPad、Kindleの2つを使い分けています。
それくらい「頑張らないでラクにできる環境づくり」ってのはめちゃくちゃ大事です。どーせ気合やヤル気なんて、ずっとは続かないですから。
7. 高速スキャナーと裁断機
私は説明書やパンフレットなど、あらゆる紙資料をEvernoteに保存しています。
1枚2枚ならEvernoteのカメラで撮影して保存すればいいんですが(これもかなり高機能!)、枚数が多いと大変なので、高速スキャナーを使います。
1,000冊ほどあった本もすべてスキャンしました。おかげで部屋を圧迫していた本棚もすべて処分できました。
一度スキャンしてしまえば、あとで思い出したかったり気になった内容は、Evernoteで検索をかければ一発で出てくるのでめちゃくちゃ楽。
時間も、労力も、スペースもめちゃくちゃ節約できます。
今ではKindle版がある場合はKindle版でしか本を買いませんが、古い本などはどうしても紙媒体しかないこともあります。そんな時は紙の本を買って、裁断機で背表紙を切ってスキャンします。
「やっぱり本は紙っしょ!」「もったいない!」という意見もわからなくはないです。私も最初に本を裁断する時はちょっと迷いました。
でも、やっぱり総合的なメリット・デメリットを考えると、圧倒的に電子化した方が便利です。
詳しくはこちらで解説しています。
8. レンタルサービス
レンタルサービスは、必要なものを必要なときにだけ借りることができるサービスです。カメラやレンズ、照明機材などのレンタルサービスを活用することで、初期費用を抑えることができます。
カメラマンは、レンタルサービスを活用することで、さまざまな機材を試したり、撮影の幅を広げたりすることができます。
代表的なレンタルサービスとしては、以下のものが挙げられます。
- CAMERA RENT(カメラレント)
- Rentio[レンティオ]
- マップレンタル
- 銀一
9. AVPLAYER
私は音声や動画を標準速度で見ることはまずありません。
マーケティング等の動画を講師のペースに合わせて標準速度で見るのは時間のムダ。
私もクライアントさんには大量の動画を配布していますが、噛みまくっていることをバレにくくするために1.5倍速以上で見ることをオススメしています。
このアプリに動画や音声ファイルを入れて再生すると、速度調整が自由に再生できます。
また、YouTubeはPCだと再生速度を変えられますが、スマホだと変えられません。
そんな時には、このアプリを使ってYouTubeを再生すると速度を変えられます。
10. 1Password
パスワードを管理するツール。
ハッキングがありまくりの今日ではパスワードの使い回しはかなり危険です。
とはいえ、いくつものIDやパスワードを覚えておくのはとても大変。Excelなどにメモをしておくのも面倒ですよね。
そんな時に便利なのがこの1Password。簡単に機能を説明するとこんな感じ。
- IDとパスワードを記憶できる
- ログイン画面が表示されると、該当するIDとパスワードを自動表示し入力
- ハッキングがほぼ不可能な複雑なパスワードも生成してくれる
- スマホとも連携可能
- クレジット情報なども保存できる
と、いろいろありますが、とにかく便利。
なお、1Passwordは有料ツールですが、購入する場所やタイミングで料金やプランが異なるので、購入するときはネットで最新情報を調べて買いましょう。
ちなみに、似たツールでLastPassというものあります。
11. feedly
RSSツール。
他人のホームページやブログが更新されているかどうかを、毎回そのサイトに見にいくのは手間ですよね。
指定したホームページやブログが更新された時に通知をしてくれるのがRSS。
12. MindMeister
マインドマップツール。
思考の整理やアイディア出しにはマインドマップは最適です。
有名どころで言えば、マインドマップ開発者のトニー・ブザン公認のiMindMapとかMindjet MindmanagerとかMindNodeあたりですが、私のイチオシはこのMindMeister。
マインドマップツールってPC上で動くローカルアプリが多いんですが、やっぱり便利なのはクラウド型(ブラウザ上で使えるやつね)。PCごとにライセンス買わなくて良いし、常に最新版ですからね。
使い勝手もデザインも良いのでオススメ。
13. 営業支援ツール(SFA)
営業支援ツール(SFA)は、営業活動を支援するツールです。顧客情報の管理や営業活動の進捗状況の把握、営業ノートの共有などをすることができます。
カメラマンは、営業支援ツールを活用することで、営業活動を効率化することができます。
代表的な営業支援ツールとしては、以下のものが挙げられます。
- Salesforce
- HubSpot CRM
- Zoho CRM
- kintone
- Sales Cloud
14. 顧客管理ツール(CRM)
顧客管理ツール(CRM)は、顧客情報を一元管理するツールです。顧客の属性や購入履歴、問い合わせ履歴などを管理することで、顧客のニーズを把握し、顧客満足度を向上させることができます。
カメラマンは、顧客管理ツールを活用することで、顧客のニーズを把握し、より良いサービスを提供することができます。
代表的な顧客管理ツールとしては、以下のものが挙げられます。
- Salesforce
- HubSpot CRM
- Zoho CRM
- kintone
- Sales Cloud
15. マーケティングオートメーション(MA)ツール
マーケティングオートメーション(MA)ツールは、顧客とのコミュニケーションを自動化するためのツールです。メールやWebサイトの訪問履歴などをもとに、顧客の興味や関心に合わせたコンテンツを配信することができます。
カメラマンは、マーケティングオートメーションツールを活用することで、顧客とのコミュニケーションを効率化することができます。
代表的なマーケティングオートメーションツールとしては、以下のものが挙げられます。
- HubSpot CRM
- Pardot
- Marketo
- kintone
- Sales Cloud
これらのアイテムを活用することで、カメラマンは、撮影の準備や後処理、営業など、さまざまな業務を効率化することができます。
また、効率化された時間や労力を、よりクリエイティブな活動に費やすことができます。
効率アップをして自由な時間を
以上、15個ご紹介しました。
こういうアイテム(知識含む)のことを「ツールセット」って言ったりします。(その他が「マインドセット」「スキルセット」。この3つが大事)
ツールセットの良い面は、努力がいらず、取り入れるだけですぐに効果が出るところ。
もちろん今回ご紹介したものは、あくまで僕の基準。あなたに合うかどーかはわかりません。合うものだけ取り入れてください。
例えば「TVを倍速で見る」のが苦痛だと思うなら、取り入れなくて大丈夫です。私は苦痛じゃないから取り入れているだけで、苦痛だと感じたらどうせ続かないのですぐにやめます。
そして浮いた時間は、スタッフの方とのコミュニケーションに使ったり、家族や友達と遊んだり、恋人とラブラブしたり、に使ってください。
「ストレスを溜めない努力」ってのも、成果を出すためには大事なので。
本当はまだまだたくさんあるのですが、とりあえず今回はこんなもので。需要があるようなら、どんどんと増やしていきます。
いわさき写真教室をもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。