どうも岩崎です。
最近、とある企業さんのパンフレット制作をしていて、改めて実感したんですけど、
人って、本当に文章を読まないんですよね。
たとえば10行くらいの文章があったとして、ちゃんと読んでもらえるのはせいぜい最初の2行くらい。
で、最初の2行でピンとこなかったら、そのまま離脱。スクロールもされず、さようなら。
いやいや…切ない。でも、これが現実です。

人はそもそも読もうと思っていない
これはもう「読み手の責任」とか「最近の人は〜」とかそういう問題じゃなくて、時代の構造なんですよね。
日々、膨大な情報が押し寄せてきてるから、私たちの脳はもう”精読”する余裕なんてないわけです。
だからこそ、「読まれない前提」で作らないと、ビジネスの現場ではまったく反応が取れない。
Not Read時代の読まれる仕組み
マーケティングの世界では「Not Read(ノットリード)の原則」って言われます。
これはつまり、「人はまず文章を読まない。読まれるには“設計”が必要」という考え方です。
これ、文章術っていうより「読ませ方」の話なんですよ。
たとえば、こんな違いで読まれる率がまるで変わります。
- 文字がびっしり → 読まれない
- 余白をとる → 視線がスッと入る
- 長文1ブロック → 離脱
- 短い段落と見出し → 最低限は読まれる
- 漢字だらけ → 拒否反応
- ひらがな混ぜる → 親しみが生まれる
こういう工夫だけで、読まれる確率って10倍くらい変わってくるんですよ。
完璧な文章より「パッと伝わる配置」
ここで大事なのは、「うまい文章を書こう」としないことです。
大事なのは、「伝える」ことであって、「書く」ことじゃないんです。
なので、言い回しをこねくり回すより、
- 大事なキーワードは前に出す
- 漢字は減らしてひらがなにする
- 一文は短くする
こういう視覚的な工夫の方が100倍効果的。
読まれない文章は「安心」がない
文章って、ただの言葉の羅列じゃなくて、ある意味「接客」なんですよ。
知らない人から突然長文で何か言われたら、ちょっと構えますよね。
それと同じで、最初の1文や見出しで「この人、なんかちゃんとしてそう」と思ってもらえなきゃ、読み進めてもらえないんです。
つまり、読み手が求めてるのは文章じゃなくて、安心感なんですよ。
だから、
- 専門用語は避ける(あっても例をつける)
- 文体に一貫性を持たせる
- ですます調・口語調をちゃんと使い分ける
こういう地味な工夫が、読んでもらえるかどうかを左右します。
読ませる工夫は「気づかれないほどさりげなく」
ちなみに、こうした設計は「気づかれない」ほど自然にやるのが理想です。
「どうやって最後まで読ませるか?」と構えるんじゃなくて、
「どうやったら、流れるようにスクロールしてもらえるか?」という視点で考えてみてください。
私もまだまだですが、やっぱり「読まれない前提」で考えるだけで、設計の視点が変わります。
そうすると、読みやすさ=伝わりやすさに直結してくるんですよね。
ということで、今日の話は「文章をうまく書こう」ではなく、「読まれるように組み立てよう」という話でした。
ではまた。
P.S.
先日、夜中に「何か文章の構成を思いついた!」と思って、メモをとったんですが、朝起きて見返したら「は?これで何を伝えたかったの?」という謎のメモになっていて、自分にツッコミ入れました。
夜のテンションって怖いですね…。
でも、そんな断片から意外と使えるアイデアが生まれたりもします。
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