共感をつくるのは思い出の話。記憶に残るコンテンツとは?

どうも岩崎です。

少し前に、とある読者さんから「岩崎さんの文章って、なぜか忘れられないんですよね」って言われたことがあったんですが、
その時はただ「ありがたいなぁ」としか思ってなかったんです。

でも後から考えたら、これってめちゃくちゃ大事なことなんですよね。

なぜなら、どんなに良いサービスでも、どんなに正しい情報でも、記憶に残らなければなかったことと同じだからです。

しかもこの時代、スマホでスクロールして次、次、次…って進んじゃうじゃないですか。

そんな中で、「あの人のあの一言がなぜか頭に残ってる」とか「この人の写真、なんか忘れられない」って思ってもらえるかどうかが、共感や選ばれるきっかけになるんです。

思い出は、理屈じゃなくて“情緒”でできている

僕らが心に残しているものって、たいていが「情緒的な記憶」なんですよ。

たとえば「小学校の時に転んで泣いた話」は忘れても、
「その時、先生が背中をポンって叩いてくれた」ことは覚えてたりする。

ビジネスの世界も同じで、
「実績:◯万人が受講」「◯◯賞受賞」より、

深夜2時にふと思い出す言葉や、その時の空気感の方が、よっぽど印象に残る。

つまり、共感を設計したいなら、記憶に残る「情緒」をつくる必要があるんです。

GDTの法則:感情に刺さる9つの引き出し

これ、僕も昔コピーライティングを学んでいた時にめちゃくちゃ感動したんですけど、

GDTの法則という感情マーケティングの鉄板があります。

それがこちら

  • G(Gain)=得られる未来
    お金・成功・モテ・自由・時間
  • D(Logic)=理論的納得
    根拠・比較・数字・ストーリー
  • T(Fear)=恐れ・不安の解消
    失敗・損・不便・面倒・不安の先回り

このどれかに刺さっていれば、記憶に残りやすくなる。

でも中でも特に残るのは、「その人の情景が浮かぶ言葉」なんですよね。

つまり、数字や理屈より、「夜中にラーメンをすすってる後ろ姿」の方が人の心に残るわけです。

感情の記憶をつくるコンテンツ設計

じゃあどうやって「思い出」を設計するのか?
僕がやってるのは、以下の3ステップです。

  1. まずは「過去の自分」のエピソードを出す
  2. そこに「誰かの気持ちを代弁する言葉」を添える
  3. 最後に「読者が想像しやすい情景」を残す

たとえばこの一文。

「味はめちゃくちゃ自信あるんです。食べてもらえればわかるんですけど…って、これ100回くらい言ってません?」

これ、ただのコピーじゃなくて、
「かつての自分」か「お客さん自身の心の声」を代弁してるから、記憶に残るんです。

あなたにしか出せない思い出の温度がある

ここまで読んで、「でも私にそんなエピソードないかも…」って思った方。

安心してください、あります。

どんな人にも、誰かの記憶に残る瞬間があります。

それは、自分にとっては当たり前だけど、他人にとっては特別な“日常”なんです。

たとえば、

  • 雨の日に誰より早く出勤して店のドアを開けている
  • 毎朝3秒だけ「今日もがんばろう」とつぶやいてる
  • メニュー表をそっと温めて手渡してる

そういう日常の熱こそが、
誰かにとっての「共感できる思い出」になるんです。

つまり、記憶に残るコンテンツって、
派手さじゃなくて「あなたが何を大切にしてるか」がにじみ出る設計なんですよね。

ではまた。

P.S.
デザインや言葉で伝える時、どうしても「正しさ」や「目立ち方」を優先しがちですけど、
本当に大事なのは、「相手の記憶に残るかどうか」です。
思い出される存在になるために、感情の設計、ぜひ意識してみてください。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。