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アジャイル思考の魅力とは?インド人のカメラマンからのメッセージ

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インド(アメダバード)との交流がある私は、インドで活躍しているカメラマンともよく話をします。日常会話の中から、「その発想は面白いね!」という事で、今回はこのテーマで話をしたいと思います。

マイクロソフトもスターバックス、大手企業のトップは、インド人が活躍している。世界で活躍するインドの人材の強さはどこにあるのか?

知っている方も多いと思いますが、インドの人口は、約14億人。日本の人口の10倍以上です。人口が多ければ競争も激しく、最新の技術やトレンドも知っておかないと普通に負けます。日本人は、「自分のスキルを伸ばす学習や自己啓発への投資」をやっている割合を見てみると、「通信教育、eラーニング」を行なっている人の割合は、9.1%との事。1割にも満たない基準値。

参考データ:学習や自己啓発への投資について

インド人の場合は、90%を超える人たちが「通信教育、eラーニング」を活用し、世界基準でも成長率はトップにもなっている。eラーニングの利用者は、「努力すれば、明るい未来が来る」ことを信じてますます学習に励んでいる。

参考データ:世界水準の倍の伸び見込み なぜインドeラーニング市場は世界一有望なのか

https://www.sbbit.jp/article/cont1/30428

リンク先:ビジネス+IT

インド人のマインドは、「できない」ということは言いません。まず「できます」と答える。

「できます」というのは。「完璧にやり遂げる」という意味ではなく、まずやってみて、壁にぶつかる度に小さな修正を繰り返して、完成を目指す「アジャイル思考」という事です。

インドの撮影現場は、まず撮影をスタートする。その中で、ちょっと違うなと感じたらその場ですぐに修正する。もちろん調べたり、計画を立てるようなんですが、先に行動をするんですね。

映画の発砲シーンを観るとわかるんですが、日本の一般的ものだと、「構え、狙え、打て」なんですけど、「打て、もう一度狙え、打て」これがまさにアジャイル思考ですね。

これが、日本のカメラマンは、100%の完成度を目指します。もちろん高い品質は素晴らしい事です。けど、カメラマンのサービスを世の中に出すタイミングを逃してしまう事にもつながってしまうんです。

アジャイル思考は、短期間でPDCAサイクルを回し、変化に柔軟に対応する思考で、「すばやい」「俊敏な」を意味しています。まさにカメラマンには必要なものですよね。

アイデアやスキルを活かし、新しいサービスやツールを積極的に試す姿勢や、現状の問題を協力して解決する姿勢が、インド人のアジャイル思考を具現化しています。

撮影する場合、まずいきなり写真を撮り始めます。一度撮影した後に、手直しをしていきます。背景を変えたり、小物を置いたり、照明も変えます。

必要とあれば、通行人やカフェにいるお客さんを呼び込み、エキストラをお願いする時もあるそうです。

日本ではありえないですよね。計画して計画通りに進めないと、誰も認めない感じです。

もし、現場で変更をしてしまうと、「勝手に変えるな!指示通りに動け!」なんて言われます。

このアジャイル思考には、顧客満足度向上や変化への迅速な対応、カメラマンやチームの成長促進といったメリットがあります。

一方で、日本人はアジャイル思考に欠けると言われることがあり、長期的な計画や完璧な仕上がりへのこだわり、失敗を恐れる傾向があります。

アジャイル思考が欠けると、お客さんのニーズに応えられない、変化に対応できないといったデメリットが生じます。

しかし、日本人にもアジャイル思考を身につけることは可能です。

アジャイル思考をやってみよう!

例として、ウェブ広告で考えてみましょう。アジャイル思考の原則を取り入れることで効果を最大化できます。以下のようなステップで進められます。

アジャイル思考のステップ

  1. 計画と優先順位
  2. 短いイテレーション
  3. フィードバック収集
  4. 変更の適応
  5. 反復

計画と優先順位

  • プロジェクトの初めに、ビジョンや目標を決めて、顧客の要望や優先順位を明確にします。
  • 例えば、ウェブ広告の場合、最初に基本的な材料(HP・LP、ヘッダー制作、申込フォーム)を優先的に作成します。カメラマンはこのヘッダーに掲載する写真を撮影します。ヘッダーは顔なので、全員が見ます。この部分で反応率は数%変わります。下へ行くほどに閲覧率は下がっていきます。

短期間でのテストキャンペーン

  • 小さな広告キャンペーンを短期間で展開し、効果を評価。成功した要素を引き継いで次のイテレーションに活かします。
  • 例えば、2週間の予算を2万円で掲載し、PV数をチェックします。(コンバージョンは考えずに、PV数を計測)〇〇円で〇〇PVを獲得したというものを理解する。

フィードバックの集約と調整

クリックスルーやコンバージョン率などのデータを集め、広告のメッセージやターゲティングを調整。リアルタイムのフィードバックを重視します。

コンバージョンを無視するとは言いましたが、コンバージョンする場合もあります。確率は1%なので、100PVあれば1人獲得するかしないかのイメージです。

柔軟性と適応力

マーケットや競合状況の変化に敏感に対応し、広告戦略やクリエイティブを迅速に調整。新しいトレンドや顧客の動向に柔軟に対応します。

いきなり販売を目的にせず、メールアドレスを獲得し、関係性構築を目的としたキャンペーンに変更したりと、コンバージョンしやすい目的に変更していきます。

効果的なコミュニケーション

ソーシャルメディア広告などでのコミュニケーションを活用し、顧客の意見やフィードバックを積極的に取り入れる。これにより広告がより効果的なものとなります。

顧客とのエンゲージメント

クイズや投票などを通じて、顧客とのエンゲージメントを促進。これにより広告がより親しみやすく、共感を呼び起こすことが可能です。

反復

上記の繰り返し作業をする。反応が悪いキャンペーンは下げて、反応が良いキャンペーンに予算を大きくしていく。

例えば、キーワードの選定をしなおしたり、ターゲットを変更などを行います。

アジャイル思考は広告キャンペーンを進化させ、迅速な対応と持続的な改善を可能にします。特にウェブ広告の環境では、柔軟性と適応力が成功の鍵となります。
いわさきじゅん

スクエアシンク・インターナショナル株式会社代表。主にひとり経営者のために、ウェブ広告を使った自動化戦略の構築をサポートしています。

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