書類の大事な内容を見落としたり、大事なプレゼンの資料に大きな誤りがあったり。
自分としては、二度とミスが続かないように気を付けているのに、なぜかまた同じ失敗を繰り返してしまう……と悩んでいる人は少なくないでしょう。
なぜ、このような注意力の低下が起こるのでしょうか。
脳は、入ってきた情報を絶え間なく情報処理をしていますが、必要なときには重要なことのみに脳のリソースを集中させます。
これが、「注意している状態」であり、この処理を行っているのが、脳の「前頭前野」という部位です。
つまり、脳の前頭前野が活発であれば注意力が高まり、低下すると注意力も衰えてしまいます。
前頭前野の衰えから注意力が衰えると、人の話が理解できず会話がうまくできなくなったり、もの覚えが悪くなったり、すぐに気が散ったりといったことが起こります。

前頭前野を活性化するのは、「読み・書き・計算」と、新しい刺激や体験です。
また、人と会話することも効果的です。
もし、注意力の衰えを感じたら、次のような対策を行うことで、注意力を鍛えなおすことが可能です。
すべて、前頭前野を活性化させる効果がある方法です。
- 1日15分間のマス計算を習慣にする
- 新聞1ページ、本見開きページなどをできるだけ早く音読する
- 楽器や絵画、スポーツなど、新しい趣味を始める
- 新しいコミュニティに参加して積極的に会話する
私が試した中で、一番効果が高かったのは、やはり音読ですね。記憶にも定着し注意力も鍛えらると一石二鳥でお得です。
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