今回は、「オンラインで商品やサービスを購入する前に考慮すべきポイント」について。
「ある人のサービスを利用しましたが、実際に活用できなくて…」という相談を以前、私はあるお客さんから受けました。この人はこの分野で名の知れた人物なので、名前は伏せます。
重要なのは、この人の提供するノウハウが低品質でないことです。実際に価値のあるノウハウを提供しています。
問題は、商品やサービスの性質を正しく理解せずに購入した相談者自身です。今回は、この点について詳しく説明します。
ノウハウだけを提供する場合
商品やサービスの形態はさまざまで、ウェブマーケティングでは、以下のようなパターンが存在します。
- ノウハウだけを提供するパターン
- ノウハウ提供とPC操作の指導を含むパターン
これらのパターンの基本には、質問サポートやコミュニティへのアクセスなどが追加されることもあります。
初めのお客さんが購入したのは「ノウハウだけを提供するパターン」の商品でした。つまり、そのお客さんが実践できなかった原因は、PC操作が苦手でITスキルが不足していたことでした。
この理解が不足し、商品を購入前に考慮しなかったため、実践できなかったという事です。
ノウハウを具現化するスキルが必要
具体的なPC操作のスキルは提供者に依存しますが、ウェブマーケティングの文脈では、PC操作は基本的なスキルとみなされています。このスキルは自力で学ぶ必要があることがよくあります。
これが暗黙の了解とされ、ノウハウだけを提供する商品の場合、自身がPC操作を行えないと、ノウハウを実践できない状態になります。優れたノウハウを学んだとしても、PCの前に立ったときに実際の手順が分からないことが多い。
ウェブマーケティングのような分野では、ウェブを操作できなければ、どんなに優れたノウハウも活用できないでしょう。
また、サポートが一定期間で終了する場合は、さらに厄介です。具現化できないため、情報を忘れ、商品の内容が無駄になり、挫折感が広がります。
実践できなければ、具体的な質問もできないため、提供される質問サポートも無駄に終わってしまいます。私自身も以前、同じような経験をしました。
そのため、PC操作やITスキルを習得する必要があります。
自己学習と指導の2つの選択肢
では、PC操作をどのように学ぶべきかについて、2つの選択肢があります。
- 自己学習
- PC操作を含む指導を提供している人から学ぶ
自己学習は、Google検索やYouTube検索を使って情報を収集し、ウェブサービスのマニュアルを読み解き、操作を習得する方法です。必要に応じて、公式のサポートに問い合わせし、試行錯誤しながらスキルを磨いていく必要があります。
WindowsやMacなどに関する具体的な操作については、基本的には検索で解決できます。必要な情報を検索して、段階的に習得していけます。
一方で、PC操作を含む指導を提供している人から学ぶ場合は、ウェブマーケティングと関連したPC操作を学ぶことができます。質問もできるため、効率的に学ぶことができます。
また、適切な質問の仕方によって、状況に合わせたカスタマイズされたアドバイスを受けることもできます。ただし、金銭的な負担があるため、商品やサービスを選択する際に検討する必要があります。
コンサルティングの効果も制約がある
形にできない商品やサービス、つまり実践できていない場合、コンサルティングという選択肢もあります。コンサルティングは戦略的なアドバイスを提供する役割ですが、これも具体的なPC操作のスキルが必要です。
また、成果物がないとコンサルティングの範囲も制約されてしまいます。要するに、戦略だけでは不十分で、実践が必要なのがウェブマーケティングです。
従って、PCスキルを向上させることが重要です。
ウェブマーケティングを実践する場合、参考書を読む前に、まずPCスキルを向上させましょう。そうしないと、理論を理解しても実際の操作が分からないため、モチベーションが下がることでしょう。
私も以前、情報商品で苦い経験をしました。同じ失敗を繰り返さないようにしましょう。
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