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考え過ぎが脳を毒にする?脳疲労の原因と対策

Is Overthinking Poisoning Your Brain? Causes and Countermeasures for Brain Fatigue

一日中机に座って作業をしているだけで、自宅に帰るとぐったりと疲れ切って動くことができない……そんな経験は、誰にでもあるものです。

なぜ体を動かしていなくても体が疲れ切ってしまうのでしょうか。そのわけは、「考えすぎて疲弊した脳内には、ある有毒な物質がたまるから」であることが、昨今の研究で明らかになりました。

脳疲労の原因

脳疲労の原因は、脳内のグルタミン酸濃度の上昇です。グルタミン酸は、脳の興奮性神経伝達物質として働く重要な物質ですが、過剰になると脳細胞を傷つける毒性を発揮します。

フランスのサルペトリエール病院パリ脳研究所の研究では、集中的な認知作業を行うことで脳内のグルタミン酸濃度が上昇し、その結果、脳疲労や認知機能の低下を引き起こすことが明らかになりました。

脳疲労の症状

脳疲労の症状は、以下のようなものがあります。

  • 考えがまとまらない
  • 集中力が続かない
  • 判断力が鈍る
  • 注意力が散漫になる
  • 頭がぼんやりする
  • イライラする
  • 頭痛や肩こりなどの身体症状

脳疲労を防ぐ方法

脳疲労を防ぐためには、適切な休息と十分な睡眠をとることが大切です。休息をとることで、脳内のグルタミン酸濃度が下がり、脳疲労が回復します。また、十分な睡眠は、脳の修復や成長に欠かせないため、脳疲労の予防に効果的です。

具体的には、以下の方法が有効です。

  • 1時間から2時間に1回、5分程度の休憩をとる
  • 休憩中は、目を閉じてリラックスする
  • 一日の終わりには、10分程度のストレッチやヨガを行う
  • 十分な睡眠をとる(7~8時間)

また、脳の健康を維持するためには、バランスの良い食事や適度な運動も欠かせません。

まとめ

考え過ぎは、脳疲労の原因となり、認知機能の低下や頭痛などの身体症状を引き起こす可能性があります。適切な休息と十分な睡眠をとることで、脳疲労を防ぎ、脳の健康を維持しましょう。

いわさきじゅん

スクエアシンク・インターナショナル株式会社代表。主にひとり経営者のために、ウェブ広告を使った自動化戦略の構築をサポートしています。

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