どうも、岩崎です。
昨年、カメラマンになるためのスクール経営者の方とお話をする機会がありました。
その中で、再確認したのですが、写真業界を含むスタジオと呼ばれるジャンルでは、開業してもお客さんが来ないという問題が深刻ですね。
家族写真やプロフィール写真、ウェディング写真などは、個人で気軽に開業できるイメージがあるため、気軽に開業してしまうケースが多いです。
これはスクール側の問題もあります。
生徒募集のために、
「初期費用を抑えて、マンションの一室で簡単に経営できますよ!」
という言い方が多いのです。
実際、私もカメラマンになった時は、簡単に開業できてそれなりにビジネスとしてやっていけると思っていました。
若かりし26歳の頃にケイコとマナブを見て、
「うわー!これすごくいいじゃん!」
と希望に満ちて申し込んでしまったこともありました。
まあ、経営の「け」の字も教えてもらえなかったわけですが。
後々、そのスクールの先輩に聞いたら、その先生(スクール経営者)はカメラマンとして儲からなかったため、スクールビジネスに切り替えたそうです。
そんな人にカメラマン経営を教えるなんて、無理に決まっているんですが、知った頃には後の祭りです。
まあ、いい勉強でした。
私と同じような経験をした人は多いと思います。
先日お話した方も、この点について非常に気にしていました。
(もちろん、この方はそういうやり方をしているわけではありません)
ということで、今回はこの話と関連する、前回に続く集客の問題点の2つ目です。
集客の問題点② 実践できるための基盤がない
前回お話した集客の問題点の1つ目は覚えてますか?
忘れた方は前回の記事をもう一度、読みなおしておいてください。
簡単にもう一度解説をすると、
カメラマンの方にとっては
・正しい集客・マーケティングの方法がわからない
・質の悪い、もっと言えば再現性の無い情報が錯綜していてどれが正しいかがわからない
・効果があるのかかなり怪しい営業マンがホームページや広告をセールスしてくる
っていう大きな弊害があるってことです。
特に私はどちらかといえば性悪説派っていうこともあり、営業マンってほとんど信用してません。
ひねくれてますね。
※性悪説:人間の本性は欲望がベースで弱い生き物っていう考え方。反対は性善説。
で、ここの解決策としては、手前味噌ですが、まずはこの講座(ブログ・メルマガ)で書く記事をしっかりと読んでいってもらうのがいいと思ってます。
良い業者と悪い業者の見極めもかなりできるようになるはずです。
ただし、「学ぶ」「知る」ということ自体にはなんの価値もありません。
ゼロです。
実際に実践してみなければ、情報を知らない昨日までと、情報を知った今日以降では変化は1mmたりともないわけです。
正しい情報の価値っていうのは、行動を1した時に、その結果を1ではなく2とか3にできるものだと私は思っています。
だから行動が0なら、情報の価値も0。
いつもいつもいつも言ってることなので耳タコかもしれませんが、集客や売上を上げたいなら何かしらの投資をするしか無い。
投資っていうのは、
・行動(作業)
・時間
・お金
のどれかです。
どの投資をすることもなく、結果を変えるって思ってるんでしたら、ボランティアで手伝ってくれる人を探すしか無いですよね。
だから、どれかの投資をすることは覚悟をしなければならないわけです。
とはいえ・・・どうしても大変で無理なこともありますよね
とはいえ、どうしても大変で無理なこともありますよね。
特に金銭的に。
つまり、「実践したい!」とは思っていても、実践する基盤が持てないってこともあります。
特にこの講座ではホームページを使ったWEB集客に関してをメインにしています。
クライアントの方も、基本的にはWEB集客をメインにやっています。
で、そのためにホームページが必要になります。
特に私はほとんどのケースでリスティング広告を推奨しているのでホームページは必須なわけです。
でも、あなたも知っての通りホームページってのは決して安くないですよね。
制作費だけで30万円~することも普通だし、中には300万円のリース契約なんていう、なかなか厳しいのもあります。
私もカメラマンアシスタントの時は4畳半に住んでいたような超貧乏だったので気持ちはわかります。私ほどではないにしろ、経営が順調じゃないカメラマンが何十万円何百万円もの集客費用を捻出するのは相当な覚悟が必要です。
だから「ホームページをとりあえず作ってください」
って気軽に言われてもなかなかこれは難しい。
また、仮にホームページを持っていても、修正をしてもらわなければならないことがほとんどです。
多くのホームページが集客できる形になっていないからです。
お金を払うことによって、集客対策の完璧なホームページになればもちろんお金を払う価値はありますが、これまたなかなか難しい。
ホームページ改善の追加費用も修正のたびにかかりますしね。
そして、そこから更に追加でSEO対策・リスティング広告運用費、などなどの費用を毎月数万円も支払うとなるとこれはもう大変です。
ということで、実際に実践することが難しいケースが多いわけです。
そういうこともあり、1年ほど前に10名限定でホームページ制作代行(決まったテンプレートの範囲内でですが)も含めたコンサルティングを募集したことがあります。
この時は定員枠が10名だったんですが、1日かからずに定員枠が埋まってしまいました。
つまり上記のような事が問題になっているカメラマンの方が多かったわけです。
ヤル気があってもできないという悪循環になっている経営者
まとめるとこういうことです。
集客をするための正しいノウハウを実践したい
(ホームページの制作・改良やリスティング広告の運用等)
↓
でもどれが正しいノウハウや実践方法かわからない。
また、そういう情報がない。
↓
仮にあってもコンサルティングの場合、
コンサルティング料金は一般的にそれなりの高額なので
受けることが難しい。
さらに、
正しいノウハウを知ったから実践したい
↓
ホームページ制作や改良を業者に依頼したり、
リスティング広告運用を代理店に依頼すると
コストがかかりすぎて費用が捻出できない
↓
だから実践できずに終わってしまう
こういうパターンになっているのが、
現在の現状です。
つまり、集客や売上アップを実現させるためには
・学ぶための投資
・実践するための投資
この2つが必要になるということです。
もちろん、この講座に書いてあるような無料の情報だけで自分で学んで実践して結果を出せる人も中にはいます。そういう感想やお礼のメールも何通もいただいています。
でも、おそらくほとんどの人は、実践できずに終わってしまっているのではないかと思います。
ホームページで集客したいけど・・・
「ホームページ集客したいけど・・・」
こう思っている人は多いと思います。
例えば、以下のようなシチュエーションが去年はとても多かったです。
私はリスティング広告の広告代理店としても活動しているので、リスティング広告のコンサルティングや運用代行の依頼も多いんですが、実際に契約する可能性って半分くらいなんですね。
なぜかって言うと、そもそも反応(集客や売上)が得られる形のホームページになっていないことがほとんどだからです。
だから仕事を受ける前に
「今のままのホームページだったら、いくらリスティング広告を上手に運用しても多分赤字ですよ。改善を僕に依頼してもしなくてもそれはどっちでもいいんですが、どちらにしろホームページ改善は必須です。それが無理ならリスティング広告はとりあえずやらないほうがいいです」
とハッキリ言います。
当然、資金がギリギリな会社はホームページ改善費用が出せないので、リスティング広告は断念になるわけです。
このように、
「必要だけどできない」
「やる気はあるけどできない」
というケースは何度もありました。
集客を実践するため
このようなこともあり、
・これからホームページを作りたいって人
・ホームページ持っているけど集客できるホームページに簡単に変更不可能な人
・リスティング広告をやってみたいけど正しい運用方法がわからない人
こういった人達が手を出しやすく結果の出やすいものを早く形にしたいなっていうのをずっと思ってたわけです。
で、昨年終盤からそれに取り組んでいます。
まだ完全な形になってないので先の話になりますけど案内できる形になったらまた紹介します。
多分また人数限定になるので、まずは無料会員の方から案内するつもりです。
興味のある方は登録しておいてください。
ではまた。
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