どうも、いわさきです。
ビジネスをする上で、「ホームページを作ったけど反応がない」「チラシを撒いたけど全然お客さんが来ない」「POPを書いたけど全然店販が売れない・・・」といった悩みはつきものですね。
しかし、これらの悩みに対して闇雲に修正をかけるのは逆効果かもしれません。なぜなら、どこが悪いのか原因がわからないままでは、効果的な改善が難しいからです。
そこで今回は、お客さんや見込み客から反応がない場合に確認するべきポイントをご紹介します。この方法は非常に強力で、クライアントさんたちの実例からも成功が証明されています。
成約までの壁を知る
まず、理解しておくべきなのは「お客さんが成約(来店・商品購入等)するまでには、いくつかの壁がある」ということです。
結果だけを見れば「成約する(来店する・買う)」「成約しない(来店しない・買わない)」の2つになりますが、どの段階でその結論が分かれてしまったのかを考えることが重要です。
お客さんの立場に立って考えてみましょう。例えば、ダイエットサプリのチラシを見た場合、
- 「書いてある内容がよくわからない」
- 「なにがすごいのかがよくわからない」
- 「面倒くさくてそもそも読む気にならない」
など、購入までに立ちはだかる壁はいくつも存在します。
お客さんが成約までの3つの壁
- Not Read(読まない): お客さんは最初に情報を読むことを避けがち。小学生でも理解できるシンプルな表現になっているか? 興味を引く内容になっているか?
- Not Believe(信じない): 見込み客は疑念を抱くことがあります。信頼できる情報や証拠を提供し、信頼感を高める必要があります。
- Not Act(行動しない): 見込み客は行動を起こすことに抵抗を感じることがあります。行動しやすくする工夫が必要です。
これらの壁を順番に乗り越えることで、お客さんとのコミュニケーションがスムーズになり、成果が生まれやすくなります。
お客さんの視点を考える
対策する順序としては、「Not Read(読まない)」をまず乗り越えることが重要です。なぜなら、信じてもらえなければ行動してもらえないし、読んでもらえなければ信じてもらうことができないからです。
具体的なチェックポイントとしては:
Not Readのチェックポイント:
- 読みにくくないか?(小学生でもスラッと読めるか)
- 読みたくなるか?(お客さん目線の内容で興味をひく文章か)
Not Believeのチェックポイント:
- 信用できる表現になっているか?(あいまいな言葉ばかりではないか)
- 信用される要素はあるか?(証拠は載せているか)
Not Actのチェックポイント:
- 行動したくなるようにしているか?(背中を教えてあげているか)
- 行動しづらくさせていないか?(行動内容が明確か)
これらをざっくりとチェックしてみてください。完璧である必要はありませんが、これらを改善するだけで大きな成果が期待できます。
他人の意見も聞いてみよう
最後に、自分の感覚だけでなく他者の視点も取り入れることが重要です。他人に読んでもらい、意見を求めてみましょう。業界外の素人の意見も貴重であり、客観的な意見を得ることでより良い結果が生まれることがあります。
完全に俯瞰するのは難しいですが、他人の意見を取り入れることで成功への近道になります。失敗や恥ずかしいことはなく、むしろ成長への一環です。自信を持って意見を求め、ビジネスをより良くしていきましょう。