最近、時間が足りなく感じているので、クライアントさんの整理を進めています。
最近では、写真が好きでない方や質問がない方、行動を起こさない方などがいらっしゃいますが、中でも連絡をしても返信がない方には、こちらからお別れの挨拶をすることにしました。幽霊部員さんがいるだけで、精神的に良くありませんからね。
お金がどれだけあっても、時間や心の余裕がなければ人生を楽しむことは難しいです。
そのため、私は節約できる時間は徹底的に節約するようにしています。
「時間がない」と悩んでいる方は多いですが、実際には本当に時間がないわけではないこともよくあります。
意識せずに無駄な時間を使っていることがあるということです。
私はこの問題に対処するために、クライアントさんにもお勧めしている方法がありますので、ご紹介いたします。
非常に効果的な方法です。
それは、自分の「行動記録」をつけることです。
手間がかかるかもしれませんが、試しに1回やってみてください。 笑えるほどに無駄な時間が色々なところにあることがわかり、面白いですよ。
コツとしては、とにかく細かく丁寧に数分ごとの内容もしっかりと記録することです。
無駄な時間は、意識していない小さな隙間にこそ存在するからです。 したがって、これを省いてしまうと、無駄にしている時間が見つからなくなります。
たった3日だけでも構いませんので、丁寧につけてみてください。
そうすると、「なんで自分は時間が全然ないんだろう?」という原因がたくさん見つかります。
私が最初にこれを試した時に驚いたことの一例を挙げると、とにかくダラダラと時間が長いことでした。
一つ一つは小さいかもしれませんが、合計でどれだけ無駄にしているかがわかります。
例えば、私の活動記録の一日が以下でした。
少し前の活動記録
- 17:40〜18:30,子供のお迎え、買い物
- 18:30〜19:10,ニュースチェック、夕飯準備
- 19:15〜20:00,夕飯
- 20:00〜20:10,風呂準備
- 20:10〜20:40,洗濯物たたむ
- 20:40〜21:40,子供一緒に風呂
- 21:50〜23:15,読書
- 23:15〜00:15,テレビ、リサーチ
この記録を見ると、帰宅してから買い物やニュースチェックをしているので、帰宅までに1時間かかっています。
家についてから夕食を食べるまでの間の45分は空いています。
夕食後も風呂に入るまでに40分も空いています。
風呂から上がってからも、読書、テレビ、ネットで2時間半も使っています。
もちろんこれらには必要なものも含まれており、ダラダラすることも必要ですが、「なんでいつも時間がないんだろう?」と思っていたら、どこにどう時間を使っていて、どう改善できるかがすぐに分かります。
例えば、帰宅してからすぐに夕食をとるようにすれば、40分も節約できます。
夕食後もすぐに風呂に入るようにすれば、これも40分節約できます。
数日だけでも記録をつけてみると、客観的に時間の使い方を把握できるのでおすすめです。
頭の中で考えるだけではなく、具体的な行動が必要ですね。
頭の中だけだと、「いや、ご飯食べて風呂入って、必要なことしかしていないよ」と自分を納得させてしまいますが、これだけで無駄な時間がなくなり、余裕を持って生活できます。
もちろん「意図的」にダラダラする時間も大切です。
ちなみに私は「行動記録」というアプリを使っています。
シンプルで使いやすいのでおすすめです。
苦痛なくエネルギーを節約して行動するための究極の方法
昨日の内容を振り返りますね。
「苦痛なくエネルギーを節約して行動するための究極の方法」についてです。
- 根性だけに頼っても限界があり、つらいという考え方があります。仕事量は時間に密度(集中力)が掛かっており、時間を増やしても集中力が下がると仕事量は増えにくいというポイントも触れられています。
- 集中力(意志力)には上限があり、その特徴を理解して上手に活用することで効率が何倍にも変わるとの指摘があります。
時間は限られていて貴重です。仕事量を増やそうとしても新たに時間を確保するのは容易ではありません。しかし、集中力を向上させることで同じ仕事量を効率よくこなすことができます。
経験があると思いますが、作業スピードは気分や状況によって大きく変動します。集中力を上手に活用すれば、作業効率を2倍、3倍に向上させることができます。これにより、同じ仕事をこなすのにかかる時間が大幅に短縮され、余った時間を有効に活用することができます。
この方法はリスクがなく、積極的に取り組むことができる素晴らしいアプローチです。浮いた時間をどのように活かすかは、あなたの自由です。
完璧じゃなくても良いし、ハードルを下げまくっても良いのでとりあえず続けてください!
以前にも話したかもしれませんが、「完璧じゃなくても良いし、ハードルを下げまくっても良いのでとりあえず続けてください!」というメッセージは非常に重要です。
つまり、途中でやめずに続けることが成功の鍵であり、「知る・実践する」→(飽きたり嫌になってやめちゃう)→「結果が変わらない」の流れにおいて、「飽きたり嫌になってやめちゃう」部分の対策が肝心だと認識されています。
この対策として、習慣化が最も効果的だとの指摘があります。習慣にすることで苦痛が減り、やりたくないことや面倒なことに対処しやすくなります。この習慣化ができれば、行動は無意識になり、感情が介在せずに進めるようになります。
また、人生の目標や理想の未来に向かって進む過程は、階段を一歩ずつ登るようなものであり、最初の数段が特に厳しいものです。しかし、この厳しい段階も地道に一歩ずつ進むことでゴールに近づいていくことができます。習慣化は、この厳しい初期段階を乗り越える手段として非常に有効であると説明されています。
習慣化をマスターすることで、精神的な負担が軽減され、目標に向かって進む道がスムーズになります。
ほとんどの人間の性質ってこうだよね
脳の特徴として、「新しい未知のことはできるだけやめよう!」という本能という話があります。
これは、新しいことにはリスクが伴うため、原始時代の人間が生き残るために習得した本能です。未知の領域に進むことは危険が伴う可能性が高いため、生存本能が「危ないからやめよう」という信号を発するのです。
この本能が影響して、新しいことにチャレンジしようとしてもすぐにやめてしまうことがあります。これは何十万年もの歴史が積み重ねられた遺伝子の影響であり、新しいことへの挑戦は危険を伴う可能性があるため、本能的に避けようとするのです。
根性だけでこの本能に抗うのは非常に難しく、一時的に我慢することができても継続は難しいとされています。それによる苦痛は非日常的な状態であるため、長期間続けることは難しく、心身の健康にも悪影響を与える可能性があります。
習慣化において重要なのは、苦痛なことを続けるために根性で乗り越えるのではなく、ハードルをできるだけ下げることです。苦痛なことは脳が拒否するため、それを理解した上で、どうやったら習慣にできるかを考えます。自分の性格や優れた能力を過信せず、一般的な人間の性質に合わせることが大切だという事。
「他の人は失敗するけど、私は大丈夫」
って偏った考えを正常性バイアスなんて言うんですけど、できるだけこれを持たないようにすることがすごく大事です。
たとえば、私がダイエットを始めた最初はジムに通っていましたが、「これはだめだ」と感じて、直ぐに辞めました。ジムに行くのが非常に手間がかかり、時間もかかるのです。
ジムに行くと確かにモチベーションが上がりますが、そもそもジムに行くのが手間じゃないですか。移動して、着替えて、シャワーを浴びて、着替えて、移動して…という一連のプロセスには2時間かかるかもしれません。
私は時間に拘束されるのが苦手なタイプです。カレンダーの予定が1日に2つ以上埋まると、気分が重くなります。4日や5日連続でアポが入るのも気分が重いです。
ですから、「通う」というのは私には合わないと改めて理解しました。その代わりに、自宅用のトレーニング器具を購入しました。筋トレは家で簡単に行えます。
本格的なマッチョを目指していなければ、道具を使わない自重トレーニングで十分です。腹筋ローラーなどは1,000円ほどで手に入り、場所も取りません。唯一の問題は有酸素運動です。ジムに行くのも面倒くさいし、外で走るのもやる気が起きません。
外に出て走るのは本当に手間じゃないですか。冬は寒いし、夏は暑いし。自分にとって都合のいい言い訳をして、すぐにやらなくなる可能性が目に見えています。
そこで、エアロバイクを購入しました。これをリビングの目につく場所に置いておくと、「やり忘れる」ことはまずありません。やろうと思ったら、着替えも不要で3秒後には運動できます。
気温も快適です。本を読んだり、音楽を聴いたり、TVやYouTubeを見ながらでもできます。これによって、運動のハードルが大幅に下がります。さらに、運動のノルマも「1分でも漕げばOK」というルールにしました。重要なのはまず続けることです。最初の課題はそれに集中します。だから1分でもOK。気分が乗ればもっと漕いでもOKで、気分が乗らなければ1分でやめてもOK。
1分でやめても、ノルマはちゃんとクリアです。上出来です。
「すごい、ちゃんとできた!」と自分を褒めてあげましょう。これを褒めるのはウソでも何でもありません。実際にちゃんと決めたルールをクリアしたからです。
自分で高いハードルを設定して心が折れてジムの幽霊会員になるよりも、何百倍も良い結果が得られます。実際にやれば1分でやめることはほとんどありませんし、音楽を聴いたりしていれば20分くらいはあっという間です。バランスボールもソファーの横に置いてあります。
これに乗ると体幹が鍛えられます。いつも視界に入っているので、隙間時間にサクッとできます。私は仕事の休憩時間やトイレから帰ってくる時に、一瞬でもいいから乗るようにしています。食事に関しても同じです。
もともとは健康に無頓着な生活を送っていました。
奇跡的に体調は良く、全く病気にかかりませんでしたが、野菜を摂らない、ジャンクフードやコーラが好きで、好きなものだけを大量に食べるなど、不健康な習慣がありました。
しかし、今は食事に気を使った健康的な生活を送っています。昔を知る友人たちは、私の変化に驚いています。おそらく、成人男性の中ではトップ10%くらいの健康的な食生活を送っていると思います。
その結果、毎日体組織計に乗り、アプリでデータを保存していますが、体内年齢はマイナス10歳くらいとなっています。
一見、頑張っているように見えますが、実際には全く頑張っていません。苦痛ならば、もうギブアップしていたでしょう。続けているのは、変えても苦痛ではないことだけを変えているからです。
そこで毎日晩酌を楽しんでいます。また、夜にお腹が空くのが好きではないため、夜は相変わらずたくさん食べます。回転寿司に行けば、ビールを飲みながら20皿以上食べることもあります。最近ではスシローで1人分の会計が4,000円を超えることもありました。
居酒屋に行っても、食いまくります。揚げ物や炭水化物、好きなものを思う存分食べます。これを禁止されると、私は続けられません。その代わり、苦痛ではない別のところで調整しています。
私のタイプとしては、腹八分目などの制限が苦手で、特に晩ご飯は我慢したくありません。
夜以外はお腹が空くのは平気なので、夜ご飯以外の食事を減らすことにしました。「揚げ物も好きだけど、魚も大好きだからできるだけ魚を食べよう」と考えています。これらの変化は苦痛ではなく、「魚を食べられて美味しい、ラッキー」と感じています。
もちろん、揚げ物が食べたくなるときもあります。
その時は我慢せずに自由に食べます。しかし、基本的なバランスとしては魚がメインで、1週間のトータルで考えれば、揚げ物を食べたい時でも全然OKです。
このように、「別に苦じゃないし、どちらでも良い」と感じることを少しずつ変えていくことで、自分に合った生活を築いています。どうせ結果は一朝一夕には出ませんから、無理なく続けられる範囲でゆるく行動していきましょう。
そして、大事なのは「習慣化できるか?」を考えること。行動のハードルは下げるのはもちろんですが、それ以上に「行動まで」のハードルを下げることが重要です。
行動しやすい環境を整えることで、根性を使わずに自然な形で行動できるようになります。苦痛をかけずに、少しずつ変化させることで、効果的な結果が得られるのです。
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