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やってはいけないSEOと最近のSEOの傾向

SEO(Search Engine Optimization)とは、検索結果で上位表示を獲得するために行う施策です。Googleは検索結果の順位を決定するものであって、SEOは基本的には「Googleにどう評価されるか?」と向き合う戦略です。

つまり、「ホームページをできるだけ検索結果の上の方に表示させようぜ!」って対策なんですね。

今は、カメラマンさんも経営者さんもSEOという言葉はかなり普通になってきました。ワタシがやり始めた2004年の頃は、「SEO?何それ?」って感じでしたからね。

補足

2023年7月、Yahoo!は独自の検索エンジンの開発を発表しました。これは、Googleとの検索エンジン性能競争に敗れて以来、10年以上ぶりのことです。

新しい検索エンジンは、Yahoo!が独自に開発した「Y! Search」をベースに、AIや機械学習を活用してユーザーのニーズをより深く理解し、より関連性の高い検索結果を表示することを目的としています。

まだ開発中のため、いつから正式にリリースされるかは未定ですが、Yahoo!は2024年末までに日本での提供開始を目指しています。

そのため、Yahoo!の検索エンジンが独自プラットフォームになった場合、Googleとは異なるアルゴリズムが採用される可能性があり、SEO対策もそれに応じて変化する可能性があります。

数年前は、この対策はすごく簡単でした。

詳しい話をすると丸一日かけても終わらないので省略しますが、Googleもまだまだ未熟だったので、簡単に自作自演であざむくことができたんですね。

現在のGoogleは「ユーザーがどれだけ役立つと感じるか?」という点を極めて重要視しています。これは「ユーザーセントリックなアプローチ」と呼ばれています。ユーザーのニーズを満たすコンテンツ、ユーザーの満足度が高いコンテンツ、ユーザーが使いやすいサイトなどが、プラス評価の対象となります。

一方で、古いSEOテクニックを過度に利用することで、逆にGoogleからの評価を下げてしまうこともあります。

具体的には、コレですね。

「うちのホームページはすごく良いよ!だからGoogleさん、上位に上げてくださいね。オナシャス!」って。

でもGoogleもだんだん賢くなってきます。そして自作自演をした人に正義の判断を下します。

「あれ、これって自作自演じゃね?ふざけんな!順位下げちゃえ!」ってなっていきます。

SEO対策者

コレやれば順位上がるんじゃね?

Google

あれ、これ怪しい。検索エンジンをもっと賢くしよう!

SEO対策者

くそ!見破られた!じゃあ次はこれでどうだ?

Google

あ、また対策してきやがった!もっと賢くしよう!

このイタチごっこが10年以上続いているのがSEOの歴史です。

この間に6回くらい大きな変化があると区切ってるんですが、今のGoogleはどういう感じなのか結論だけ言うと「ユーザー(検索をする人)にとってどれだけ役立つサイトか?」っていう点をものすごく重要視しています。

厳密に言うと、これはGoogle初期からその考えは一貫して変わってないんですが、それをさらに重要視するようになったし、それをちゃんと評価できるようにGoogleの検索エンジンが賢くなってきているということです。

GoogleのブラックハットSEO対策の歴史

Google

2004年:スパムリンク対策の強化

Google

2009年:キーワードの詰め込み対策の強化

Google

2012年:コンテンツの質を重視するアルゴリズムの導入

Google

2019年:E-A-T(Expertise, Authority, Trust)の重視

これ、言い換えれば「人間対策」です。

SEOは古い情報もたくさん氾濫しているんで、よーく注意してほしいんですが、一昔前の「機械(Google)重視の対策」の時代は今はかなり終わりつつあります。

これを知らずにやりすぎると、逆にGoogleからの評価を下げちゃうこともあるんで注意してください。

やっちゃいけないSEO

自作自演のリンク

  • 自作自演のリンクは、自分のサイトを自分のサイトに褒めてもらうようなものです。誰かが自分のことを褒めてくれたら嬉しいですよね?でも、自分が自分のことを褒めたら、それは本当の褒め言葉とは言えませんね。
  • Googleも同じ考えです。自分のサイトを自分のサイトが褒めるのは、本当の評価とは言えません。そのため、自作自演のリンクはマイナス評価の対象となります。

キーワードの詰め込み

キーワードの詰め込みは、自分のサイトを検索エンジンに媚びるような行為です。検索エンジンに「私、このキーワードに強いんですよ!だから、上位に表示してください!」とお願いするようなものです。

Googleはそのような行為を好みません。そのため、キーワードの詰め込みはマイナス評価の対象となります。

コンテンツの質の低下

コンテンツの質の低下は、自分のサイトをユーザーに「嫌われる」ような行為です。ユーザーに「このサイトはつまらない」「役に立たない」と思われたら、検索エンジンもそのサイトを高く評価することはできません。

Googleはユーザーに喜んでもらえるようなコンテンツを評価します。そのため、コンテンツの質の低下はマイナス評価の対象となります。

SEO対策を行う際には、最新のトレンドやGoogleのガイドラインをしっかりと理解することが大切です。また、古いSEOテクニックは、マイナス評価の対象となる可能性があるため、注意が必要です。

まとめ

SEO対策は、Googleの検索アルゴリズムの変化に合わせて、常にアップデートしていく必要があります。最新のトレンドやGoogleのガイドラインをしっかりと理解し、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作成することが、SEO対策の成功につながります。

いわさきじゅん

スクエアシンク・インターナショナル株式会社代表。主にひとり経営者のために、ウェブ広告を使った自動化戦略の構築をサポートしています。

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