暑い夏 は、 エアコンの効いた部屋 から 外に出るのが億劫 になり、 運動不足 に陥りやすい時期です。
しかし、 体を動かさない生活 は、 脳 にとって 大きな損失 となります。
近年、 身体活動 が 認知症リスク を 劇的に低減 することが 科学的に証明 されています。
なぜ、体を動かすことが認知症リスクを半減するのでしょうか?
その理由は、主に以下の3つが挙げられます。
1. 脳への血流増加
体を動かすと、 心拍数 が上がり、 血液の循環 が活発になります。
その結果、 脳への血流 も 増加 し、 脳細胞 に 十分な酸素と栄養素 が供給されます。
脳は、 酸素と栄養素 を エネルギー源 として 活動 しています。
脳への血流が 増加 することで、 脳細胞 が 活性化 し、 認知機能 が 向上 します。
2. 脳の神経細胞の保護
体を動かすと、 脳内 で BDNF と呼ばれる 神経成長因子 が 分泌 されます。
BDNFは、 脳の神経細胞 の 成長 と 生存 を 促進 する効果があります。
また、 脳の神経細胞 を 損傷 から 保護 する効果も期待できます。
3. 脳の萎縮抑制
研究によると、 身体活動量が多い人 は、 脳の海馬 や 大脳白質 などの 重要な部位 が 萎縮 する リスクが低い こと
海馬 は、 記憶 や 学習 に重要な役割を果たす部位です。
大脳白質は、 脳の神経細胞同士をつなぐ 役割を果たす部位です。
これらの部位が 萎縮 すると、 記憶力 や 思考力 が低下したり、 認知症 を発症したりするリスクが高くなります。
このように、体を動かすことによって、
- 脳への血流増加
- 脳の神経細胞の保護
- 脳の萎縮抑制
などの効果が期待でき、
認知症リスクを半減する ことが科学的に証明 されています。
運動が苦手な人や忙しくてジムに通えない人でも、 日常生活の中で体を動かす機会を増やすことによって、 脳を守ること
具体的には、以下の方法が有効です。
- 朝晩の散歩を習慣化する
- 自転車で通勤・通学する
- 家事や庭いじりを積極的に行う
- スポーツジムに通う
- ヨガやダンスなどの運動を取り入れる
ちょっとした工夫 で、 体を動かす機会を増やすことによって、 将来の認知症リスクを大幅に低減することができます。
夏バテ防止にも効果的な運動を習慣にして、脳と体を健康に保ちましょう。
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