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オリジナルの写真や動画を使った効果的なマーケティング「ビジュアルマーケティング」とは?

ビジュアルマーケティングは、商品やサービスを紹介する際に、ユーザーに対して視覚的に訴えかける手法のことです。人間は、五感の中でも、目からの情報を約9割が占め、文字よりも画像や動画の方が脳内での処理速度が6万倍ほど早いとされています。

このため、ビジュアルマーケティングは、消費者に情報を残すマーケティング手法として効果的です。

ビジュアルマーケティングの重要性は、スマートフォンの普及、購入時の情報収集に使われること、SNSの普及に伴う消費者が生成したコンテンツの増加などによって、ますます高まっています。

例えば、ブログやSNSなどで画像情報を活用しているユーザーが半数以上いることがわかっていて、GoogleやYahoo!だけではなく、InstagramなどのSNSのタグを使って情報収集を行うユーザーも増えています。

ビジュアルマーケティングの効果的な手法としては、画像や動画の活用です。画像を活用することで、ページの可読性を高め、商品ページなどのコンテンツと紐づけることで、サイトの回遊率の向上やトラフィック増加につなげることができます。

動画コンテンツを用意することで、サイトの滞在時間が長くなり、SEOにも影響を与えることができます。SNSでも滞在率を高めるのが効果的だというのは、ご存知の方も多いですよね。

つまり、ビジュアルマーケティングは、消費者に情報を残すマーケティング手法として効果的であり、画像や動画の活用が効果的な手法として挙げられます。

ビジュアルマーケティングのデメリット

ビジュアルマーケティングは、商品の外見やデザインに重点を置くため、商品の品質や機能性についての情報が十分に伝わらない場合があります。

ビジュアルマーケティングには、高い制作コストがかかる場合がありますが、プロが制作したものよりも、一般的な人が制作したものの反応率が高いという事も多くあります。つまり、キレイやカッコいいものが良いのではなく、思わず反応してしまうようなビジュアルを制作する事が重要です。

ビジュアルマーケティングは、視覚に訴えるため、視覚障害者や聴覚障害者など、障害を持つ人々には情報が伝わりにくい場合があります。

このように、ビジュアルマーケティングには、いくつかのデメリットが存在しますが、その効果的な手法としての利点は多く、マーケティング戦略において重要な役割を担っています。

どのような商品やサービスに向いているか?

ビジュアルマーケティングは、商品やサービスの種類によって向き不向きがありません。商品やサービスの特徴を視覚的に表現することができる場合、ビジュアルマーケティングを活用することができます。

例えば、私が関連してきた食品やファッション、美容製品、旅行など、商品やサービスの外見や雰囲気やイメージを伝えたい場合には、ビジュアルマーケティングが有効です。

ビジュアルマーケティングの種類

ビジュアルマーケティングの具体的な方法としては、このようなものがあります。

  • 商品の写真や動画を用いたコンテンツの作成
  • インフォグラフィックスの作成
  • ブランドカラーを活用したデザイン
  • レイアウトの工夫
  • フォントの選定
  • 色彩の選定
  • マーケティングキャンペーンにおけるビジュアルの活用

商品の写真や動画を用いたコンテンツの作成は、商品の特徴を視覚的に表現することができるため、効果的な手法の一つです。インフォグラフィックスの作成は、商品の情報を視覚的に整理し、わかりやすく伝えることができます。

ブランドカラーを活用したデザインは、ブランドイメージを統一し、視覚的な印象を強めることができます。レイアウトの工夫やフォントの選定、色彩の選定は、ページの可読性を高め、商品ページなどのコンテンツと紐づけることで、サイトの回遊率の向上やトラフィック増加につなげることができます。

マーケティングキャンペーンにおけるビジュアルの活用は、キャンペーンの認知度を高め、消費者の興味を引くことができます。

ビジュアルマーケティングには、様々な具体的な方法があります。商品やサービスの特徴を視覚的に表現することができる場合、ビジュアルマーケティングを活用することができます。

ビジュアルマーケティングの具体的な方法

マーケティングの基本は、市場(需要と供給)と分析ですよね。どのような写真が世の中に受け入れられるのか?逆に受けないのか?を知ることから始まります。つまり、A/Bテストです。このA/Bテストが行いやすいのが、ウェブ広告です。さすがにこれをチラシでやろうとしたり、SNSでやろうするのはお金や時間がかかりすぎてしまいます。

ビジュアルマーケティングにおけるA/Bテストの具体的な方法は、

  • 画像の種類や配置の変更
  • テキストの変更
  • レイアウトの変更
  • 色彩の変更
  • ボタンの変更

これらの要素を変更したA/Bテストを行うことで、どの要素が最も効果的であるかを検証することができます。例えば、商品ページの画像の配置を変更することで、商品の説明文の読了率が向上することが報告されています。

以上のように、ビジュアルマーケティングにおけるABテストは、画像の種類や配置、テキスト、レイアウト、色彩、ボタンなどの要素を変更したA/Bテストを行うことで、どの要素が最も効果的であるかを検証することができます。

簡単にまとめると、あなたの写真や動画を使ってウェブ広告へ出稿し、ユーザーの反応をA/Bテストして、需要があるとわかったら、あなたの企画したキャンペーンを打ち出していきましょう。

いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。