どうも、いわさきです。
昨日は、スタジオのフランチャイズと卸会社の会社の方が、関西からわざわざ来られたので打ち合わせしていました。私は基本的に、大手相手のコンサルはあまり興味がありません。
無条件に拒否しているわけでもないですけど。
でも、この会社の方たちは本当にカメラマンの方たちのことを、すごーくよく考えている会社でかなり好感が持てました。まだ、話をしている段階なので、やることになるのかわかりませんが、やることになったら全力でサポートしたいと思います。
さて、今日の話は、昨日の会社の方たちにお話した内容を一部抜粋。
テーマは
「中小・個人カメラマンがどうやって大手スタジオに勝つか?」
ということ。
ビジネスには基本的に競合というものが存在します。
それは、カメラマンも同じ。
特に、カメラマンというのは大手の競合がいますよね。
では、個人カメラマンが大手スタジオに勝つためには何をしたらいいか?
もっともやってはいけないのは、価格競争に参入するということ。
値下げをしてはいけないということじゃありません。
大手同士の争いで繰り広げられる、血みどろの価格競争に参加してはダメだということです。
一つ例を出しましょう。
ワインで有名な、ボジョレ・ヌーボーの解禁日に合わせて、イオンとドン・キホーテがすごい価格競争をしていたのを知っていますか?
解禁日当日までお互い牽制のし合い。
最終的な料金は忘れてしまいましたが、両社ともすごい低価格でボジョレ・ヌーボーを販売していました。これでは個人店舗や中小企業は勝てません。
もともと仕入れるロット数が違いますので、仕入れ価格が大手より高くなっちゃいます。
この場合、参入しても利益はほとんど出ないはず。
これはカメラマンでも同じ事で、つまり大手と同じ土俵で戦ってはダメだということです。
では、中小規模にあって、大規模にないものは何か?
いろいろあると思いますが、個人ならではの「安心感」もあると思いませんか?
つまり、
・担当者が固定されている
・気軽に来店しやすい
・撮影者(カメラマン)とフランクな関係になれる
・高額サービスを薦めてこない
・近くにある
こういうことが考えられますよね。
誤解のないようにいっておきますと、これらは実際にそうなのかどうかは関係ありません。
大手でも高額サービスを薦めてこないところもありますし、担当者を固定するところもあります。
問題は、「見込み客」の人がどう感じることが多いか、ということです。
つまり、中小規模ならこういったことをウリにしていくことで、大手と同じ土俵で戦わなくても良いことになります。
決して無理な値下げはしないようにしましょう。
あなた(カメラマン)のウリはなんですか?